何気ない仕種や言葉や表情が、深い意味を持っている、 味わい深いドラマ。 無邪気な表情から一転して、 くしゃっと歪む継美の泣き顔。 周りを嘲笑い、自分自身を嘲笑うかのような怜南の母、仁美。 自分は犯罪者だと、 傍観者が犯罪者になっただけなのだと明かす奈緒に、 それなら自分は共犯者だと笑う葉菜。 敵とも味方ともつかない記者、藤吉の言葉にも重みがあります。 もう一度最初から見たら、また別の見方ができるのでしょう。