抗がん剤投与が始まった。劇薬らしい。点滴をセットする看護師はゴム手袋はもちろん、防滴メガネ+ビニル前掛け姿で。さてさて、これか更なる味覚障害と便秘に悩ませる日日が始まるのだ。
今夜の病院食は、きつねうどん+茶碗蒸し+バナナ。これは全部食べられた、ルン。この病院では食事に随分気を使ってくれる。今日の午後も栄養士がやって来て、僕の食事希望を聞き取り調査。癌治療者は味覚障害に悩まされる事、それに出来るだけ応じようとする姿勢が見える。ありがたい。
2021年1月25日(月) 昨年12月14日から本格的に開始した「中咽頭がん」治療。三つのステージ分けた、抗がん剤投与+放射線照射の治療だ。外科治療はなし。その最終ステージが今日から始まった。今回は短い治療だ。今日初日に抗がん剤投与+その後抗がん剤を洗い出す(排尿)日日が金曜まで5日間。放射線照射は、治療経過順調につき5回減らして月曜火曜水曜で30回照射を終了だ。退院見込みは1月30日土曜日。さあ、もう少しだ!しかし退院後3週間は益々味覚障害と喉の痛みのひどいらしい。
2021年1月21日(木) とにかく、食べられる物は何かと考える。美味しい物で無くて良い、喉を通るだけで良いのだが・・。で、今夜はこれを思い付いた=水炊き=鶏肉+白菜+ネギ+茸+油揚げ(野菜はミックスベジタブル袋を買った)、ポン酢で頂く。・・結果は?バッチリ!美味しい訳じゃないけど抵抗感無く喉を通ってくれた。たんぱく質も野菜も摂れた、これ良いぞ。全部食べた。ルン。
16:26
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2021年1月19日(火)今の僕は、治療病院とその隣のホテルのほぼ往復だけで暮れて行く毎日だ。そしてそのホテルの小さなはめ込みの窓から見える風景が僕の見る世界だ。
何で、点点にただれるの?
2021年1月19日(火)1週間前から首筋がヒリヒリして来た=放射線照射の影響だ。被爆しているのと同じかな?35回照射予定の20回目放射線照射だ。そして5日前から皮膚がめくれて来た。話によると40グレイ(Gy)辺りの放射線照射からただれが出るらしい。1回2Gyの放射能照射らしいからx20回目・・・なるほど。
2019年7月世界選手権バタフライ100mの表彰台のライバル達が手のひらに書いた池江へのエール「IKee NEVER GIVE UP Rikako」 アスリート達って・・イイね。
苦しい苦しい9ヶ月の闘病から、競技プールに戻ってき来た、成人式の池江璃花子。ガンとの闘病中の皆に希望と力を与えてくれる。僕も・・! (スポーツ報知から拝借)
2021年1月14日(木)池江璃花子の成人式振袖姿のニュースを見ていて、2019年7月の世界選手権100mバタフライ表彰台に登った三人が見せた、白血病(血液の癌)との闘病でこの大会に出られない池江璃花子にライバル達が送ったエール写真を見て感動した! 改めて池江璃花子の闘病の様子を知った。死にたいと思った、とも池江は言っていた、それわかる。よし!僕も頑張る!
2021年1月12日(火) 2010年(この映画、シリーズ物なんですね) 監督: 錦織良成 キャスト:中井貴一、本仮屋ユリカ、高島礼子 etc. 大手家電メーカのエリート室長が取締役内定を辞め、生まれ故郷の電車運転手になるお話。中井貴一の演技=いいね。それ以外では風景がきれいね。大企業重役内定を蹴って故郷の電車運転手になる、その葛藤はさらりとしか描かれていない。・・と云う事で娯楽映画だね。それと出雲地方の設定なのに米子地方の方言で米子出身の僕には違和感が有った。出雲の方言は松本清張「砂の器」でも事件解決のポイントになるほど特徴的なのに・・。65点。
2021年1月12日(火)2011年 監督:蔵方政俊 キャスト:三浦友和、舎貴美子 etc。仕事に実直な電車運転手が定年を迎える。しかし家庭には・・。う~ん、身につまされる様なお話。後半随所でボロボロ涙が出ちゃった。僕、涙もろいのよネ。電車が走る立山連峰の早春風景、きれいだった。いい映画だったよ。75点。
2021年1月12日(火) 喉の癌治療中、53日治療予定の30日目 30/53。放射線照射35回予定の19回目 19/35。抗がん剤投与3回予定の内 1月4日に2回目終了。・で、味覚障害はまだまだひどい。口内が常時塩分を感じている。血液を感じるみたいに。全ての食べ物を美味しいと感じる事は全くない。食べられるか、食べられないかだけ。放射線照射による喉のただれによる呑み込み障害は3/10位。大きな支障ではない。我慢のはんちゅう。その中でこのチキンラーメン、行けるね!少し美味しいと。
2021年1月11日(月・祝) 天理大、強い!すごい。それにしてもラグビーゲームの終わったあの瞬間、敵も見方もなくなって「ノーサイド」、相手の体に触れてお互いの健闘をたたえ合う・・いいね。いつみてもあのノーサイドの瞬間はウルッとしてしまう。僕はサッカーは好きじゃない。チャラい。それにサポーター達が下品。同じイギリス発祥のスポーツなのに、何でこんなにまでスポーツへの考えが異なるの?
2021年1月8日(金)僕の癌治療予定期間は53日間。今日はその中間26日目だ。26/53。治療は3クールある内の第2クールに入っている。これから益々食べ物が喉を通らなくなるらしい。原因は抗がん剤による味覚障害+放射線照射による喉のただれ。その転ばぬ先の杖で、胃ろうを造設する事に決めた。随分悩んだ。だって外から胃に直接栄養分を送る管だよ!僕の体内と外気が直結!・・なんか気味が悪い・・でも仕方ない。点滴で摂取出来る栄養には限度有るらしいし・。造設手術はホワ~っと意識不明の内に終わっていた。・・お~!ふた付きの管が刺さっている。僕の二つ目のおへそだ!お風呂にも入れるんだって。グロテスクだから写真は載せない。オッケー!これで食べ物が喉を通らなくても栄養分は確保出来る。安心感あり。
2021年1月7日(木) 誰だぁ~!・・・オイラだぁ~!後頭部の髪が抜け始めた。ならば、一層のこと、バッサリと! あ~スッキリ、気分爽快。こう云うのをソウカイって云うんだな。手のひらで頭をさすると、パリパリ感触が気持ちイイ。頭の方も気持ちイイ。ところで、どお?高僧に見えて来ない?・・ダメ?やっぱり?髭が生臭坊主ポイッってサ。
2006年 監督:荻上直子 キャスト:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ etc. フィンランド・ヘルシンキの港で開店したばかりの日本食堂のお話。ぼんやり観ているのに良い程度の中身。小林聡美のすがすがしが良いね。それだけ。60点。
2016年 監督:西尾孔志 キャスト:黄川田将也、片岡礼子、Azumi etc. 函館という文字に、観る気になった。結果も予想通り。中身はそれだけ。風景が懐かしかっただけ。45点。
2021年1月6日(水)
今日、元旦の仲間たち
2021年1月1日 このテーブルに乗せられた食べ物は、誰が頂いても良い決まりだ。いまのどの痛みと舌の故障で充分食べられない僕でも、このお餅は海苔を巻いてお醤油付けて、3個も頂いた。
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