首都クアラルンプールの移動手段にはLRT(次世代型の路面電車システム)、KTM(日本のJRのような会社)、モノレール、タクシー、バスが殆どです。 以前はよくタクシーを使っていましたがメーターは付いているものの一般のタクシーは殆どメーターで走らず運転手と乗る前に交渉が必要でした。そうでないと旅行客と見ると幾らと高めに言ってきます。何時も乗ると大体行き先によって料金は分かるので低めに逆提案して中を取って折り合いを付けて乗り込みます。 たまには運転手が絶対折れないのでそういう時は次を探すと断ったこともあります。中にはメーターで走るからと言う運転手がいますが土地勘が無いと遠回りされても分からないので不安になります。そういう時は敢えて持っているGPSを出して後どれくらいとかわざと言います。中には正直な運転手さんもいましたけどね。 最近は路線も伸び新しい線路もできた電車系を使うことが多いです。一番よく使うLRTはひっきりなしに来ます。KTMは30分に1本位で時間は不正確でよく混んでいることが多くスリの被害にあったという話をよく聞きます。 長期滞在でよく乗り物を使うのならTouch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードというプリペイドカードだと何時も切符(トークン)を買わなくても自動改札機のタッチで済みますし割引もあるのでお得なんですが今は持っていません。 乗車券(トークン)を販売機で買う時に困るのが20リンギット以上の札だと大きくて使えないことが殆どだったことです。マレーシアでは5リンギ札、1リンギ札が無いとほんとに困ります。ですから、店などで支払う時は50リンギ以上の札を出して細かくしていました。 困るのはコインですが結構これも溜まります。今回はLRTをよく使ったので自販機でトークンを買う時は10センから50センまでのまずコインをリンギ以下の端数の釣りが出ないように考えながら投入してそして札を入れて消費しました。 でも、自販機でお釣がある時札でなく全部一番大きな50セン硬貨で出てくることもあるんですよね。 自販機では5セン硬貨は使えませんでした。また買い物時は5セン以下の端数にならないように丸めて1セン硬貨の流通は実際には止めているようです。1セン硬貨だけは実物を未だに見たことも手にしたこともありません。 それに日本の切符の自販機の速さに慣れているとマレーシアの自販機では戸惑います。ほんとにのんびり処理しますから。 のんびりゆったり、それに慣れることが楽しむコツなんです。