
〜3人の我が子にありがとう〜
35週6日、少量の出血があり、
子宮口は2〜3cm開いている。
いよいよかな?
しかし、1週間くらい、おしるしが続く人もいるらしいから、
すぐに陣痛が来るわけでもなさそうだ。
36週0日、
生理痛のような痛みとお腹の張り、
前駆陣痛かもしれないと言われていたが、
夜になり、痛みが増してきた為、
これは陣痛なのでは?と思い始め、
機械でお腹の張りの間隔を見てもらおうと、
ナースコールをする。
念の為に、夫に電話をいれる。
「 陣痛かどうか分からないけど、病院にきてくれる? 」
陣痛室に入り、子宮口を見てもらうと、
なんと7cmも開いている。
自分でもびっくり。
やっぱり陣痛だったんだ。
その後は、あっという間に痛みが増して、分娩室へ。
後に、喜びが待っている痛みなのだから、
「 痛い 」
という言葉は口に出さないようにしたいと思っていたが、
ちょっと無理だった。
助産師さんが、
「 そうだね。痛いよね。 」
なんて言ってくれるから、余計と甘えて出てしまう。
「 痛い! 」
「 オギャー! 」
大きな声が、分娩室に響き渡った。
初めて聞く我が子の声。
白い脂で包まれた生まれたばかりの赤ちゃんを
胸に乗せてもらう。
これこれ、赤ちゃんの臭い。
病室に戻り、一睡もしていなかったのに、
頭が冴えて眠れない。
亡くなった2人の子供のことばかり思い出され、
声がもれないように
必死に抑えて 泣 い た。
元気に生まれた赤ちゃんを見て、
亡 く し た 命 の 大 き さ に、
改めて気付かされた。
「 苦節何年、この赤ちゃんは宝物だね。 」、
「 今まで色々あったから可愛いでしょ。 」
というような事をよく言われるが、
私にとっては、
3 人 と も 同 じ く ら い 可 愛 く て、
宝 物 だ と 思 っ て い る。
流産、死産は悲しい出来事だし、
もう2度と経験したくないが、
だからと言って、
自分は不幸だとは思っていない。
今の自分があるのは、
子供達のおかげだと思っている。
2人の子供に教えてもらった大切な事を、
生まれてきた新しい命に伝えていきたい。
終わり。
-

-

-

おーちゃんさんからコメント投稿日 2009-03-07 07:31
URL
おはようございます。
いつもお世話になっております。
初めて流産の手術を受けた翌日から、
食い入るようにネットで「流産」を検索し、
それまで知らなかった不育症のこと、
私の想像を超える多くの人が
流産を繰り返し涙を流していること、
そして、青木先生のことを知りました。
今でも、不育症の方が綴られるブログに
励まされている毎日です。
青木先生のもとにも、
多くの手記が寄せられてるんですね。
ネットの情報に振り回されることも
なくはありませんでしたが、
一昔前、インターネットなんてなかった頃だったら、
何もわからずに「なんで私だけ…」と
苦しみ続けていたと思います。
いつも本当にありがとうございます。
-

-

-

るうさんからコメント投稿日 2009-03-08 10:54
URL
3/6無事に卒業させていただきました。
今は自分のおなかの中に赤ちゃんがいることを夢を見ているようなかんじです。
エコー写真を見ては、ほんとにおなかで育ってくれているんだ^^とうれしくなります。
妊娠してからのエコーは毎回泣きながら祈るような気持ちでした。青木先生はいつもエコー写真の下に「元気ですよ」「発育順調」とコメントを入れて下さりどんなに励みになったか…。
本当に不育患者の気持ちに寄り添った対応をしていただき、心から感謝しております。
助産師さん看護師さん、いっぱい泣かせてくださってありがとうございます;
私が納得するまでお話しにとことん付き合って下さり本当にありがとうございます。私も看護師ですが、同じ医療者として本当に尊敬する方々ばかりでした。
今は赤ちゃんを無事に生むのが私の仕事ですが、いつか私も自分の経験を生かして不育患者さんのお力になれる看護師に復帰できたらと新たな夢ができました。
卒業はうれしい反面とってもさみしいですが、青木先生に出会えなかったらずっと流産を繰り返していたと思います。
5歳の息子、主人は新しい命の誕生を心待ちにしております。物心ついた息子は私が流産を繰り返すようになってから「なんでぼくは一人なの?お友達はみんな兄弟がいるのにさみしいよ。ママのおなかが病気のせいだ」と言って布団の中で大泣きされたこともありました。
9月には念願のお兄ちゃんにしてやることができ、念願の4人家族になることができます。本当にたくさんの幸せをありがとうございました。先生、スタッフの皆様、これからもお体にご自愛されまして、1人でも多くの不育患者さんと赤ちゃんを救っていただき希望の光になり続けてくださいね。
9月無事に赤ちゃん誕生を報告できるよう先生に助けていただいた命を大切に育んでいきたいと思っております。