07/17/2024
7月
18日
07/17/2024
数年前からよく耳にするようになった「弾丸登山」という言葉。
特に深く気にすることもなく、言わば考えなしにいきなり猛スピードで登山することかなー程度に思っていた。
この夏、姉3は富士登山をする。
大学時代の友人に誘われたとかで、どうするか迷っていたらしいが、その頃わたしに訊いてきた。
あんた、富士登山したって言ってたよや
うん、した、した
どうだった?
良かったどーーーーすごく良かった
キツかった?
キツくなかったとは言えんけど、まぁ普通にキツかった
どうやって登った?
んーーー5合目だか?7合目だか?数字は覚えてないけど、そこまではタクシーだかバスだかで行って、そこの登山道から登ったような・・・
5合目だな
じゃぁそうかもね
山梨側?それとも静岡側?
覚えとらん、、、夜登って、山頂でご来光拝んでから下りる、ちゅうやつ
山小屋に泊まった?
泊まらんよ、夜通し登って、朝日を拝んで、その後に下りた
ははは、それ、今できんよ
へ?
ということで、調べてみたらば、あらびっくり。
自分、弾丸登山したってことだったのね、、、、😂
わたしが富士山に登ったのは、かれこれ26年前になる。
夫、夫の友人(イギリス人)とわたしの3人。
夫と彼は2度目の富士登山で、すごく良いから!と勧められ、わたしも参加することになった。
日本一高い山になんて登れるかなぁ、、、と言ったら、子供だって登ってるんだよ、と言われ、そう言えば静岡時代の友人らはほぼ全員、富士登山をしていたことを思い出し、日本人だもの、一度くらいは登らなくちゃね!と、なったのだった。
夫に言われるまま、それなりに防寒着を持参して行ったが、真夏にこんな冬物を持たなきゃならんとは、、とやや不満だったことを覚えている(夫が、自分が持ってやるからと言ってくれたので、それならば・・とバッグに忍ばせた)。
夫の友人は、とても重そうなリュックを背負っていて、心配してしまった。が、防寒着の他、バナナやチョコレート、飲み物、携帯酸素ボンベなども持ってきていて、準備万端とはこのことか!と感心した。
わたしはと言うと、用意したトレーナーとジャケットを着てもまだ寒くて、高いところってこんなに寒いのか!さすが富士山!!と驚愕・感動した。夫に言われて準備した手袋があって本当に良かった、と思ったことを覚えている。
そのような、諸々思い出したことを姉に伝えた。
姉は友人とともに、山小屋宿泊を予約済みとのことだった。
山小屋に泊まらんことには登れんからね
あの時代はその辺りとても緩かったのだろう、今思い返せば。
姉は富士登山に向けて、地道にトレーニングをしているらしい。
ゴルフ場まで歩いて、ゆっくり帰ってくる
おおお、すごい。ゴルフ場は山の上にあって、我が家から車で10分弱。今、google mapで調べたら徒歩1時間10分と出た。頑張ってるーーー!!
考えてみたら、いま現在わたしが富士登山するとなったら躊躇するかもしれない。
あの頃はあまり考えもせず、夫もいるし大丈夫!なんて感じで気楽に登ってしまったのだ(まさに「弾丸登山」)。
若かったんだなーーーーー。
m_a