Layla 2
8月
15日
Laylaのことが気になって、シェルターのLost and Foundページを何度かチェックしているのだが、何も出てこない。
きっと飼い主のところに無事に戻れたんだよ、と夫に慰められた。(そういう夫もまた、気にして何度もチェックしていた様子。)
Laylaを見つけた場所から、あの子の家はあの辺りじゃないかな〜と目星を立てていたので、今日の散歩はその周辺にしてみた。わはは。まるでストーカー。
まっそんな簡単に会えるわけないか・・・と思っていたのだけれどーーーー
なんと!
目の前にLaylaらしき黒い犬が。
足に白い部分もある。
ありゃりゃー本当に出会えちゃった!!
Laylaは長い尻尾をフリフリしながらわたしたちに近付いてきた。びぃ坊とパス公は(珍しく)反応せず、フツーに無視している(素晴らしい!)。パス公に至ってはお互いに匂いを嗅ぎ合いながらご挨拶。まぁびっくり。
見覚えのある首輪だったので、Laylaだと確信した。でもその首輪には、あの日には付いていなかった丸いタグが下がっている。きっと名前と電話番号が書かれているのかも???
しかし、なぜにまたフリーになっちゃっているんだー!
Laylaのパパ(多分ね)は、彼女が駆け出してってるのに、ちっとも気にせず、車から荷物を下ろし、室内へと運んでいた。なんで?きっといつものことなのか?わたしには理解できないがーーー!
その後(ようやく)パパがLaylaを呼び戻したので、 ハイ!と声をかけた。
ーこの子、少し前に家から離れませんでした?
ーそう・・・だけど。
ーあぁやっぱり。あの朝この子を見つけて、家まで付いてきちゃったので保護したんです。
ーあぁ(その後、少し間を置いてから)サンキュー。
あれ?なんかあんまり感謝してない感じ?怒ってる?まさかね、、、。
ちょっと気になったけど、それは置いといて、良かったねー家に帰れて!と、Laylaと話していた。わたしのこと、覚えているのかな?すっごい嬉しい!なんて。
らば、Layla、いきなり嬉しそうな顔をして、たたーっと道路を渡り、犬と散歩していた女性のところへと駆けていった。
飼い主のパパさんは、チッと舌打ちをして(そういう風に見えた)、ヘイ!!と大きな声で彼女を呼び戻し始めた。
でもLaylaはパパさんの指示を全く聞かず、犬とじゃれ合っていて(女性は少し困っていた)、パパさんはとうとうそこまで行ってLaylaの首輪を掴み、自分の家へと戻し始めた。
なんだか、、、、思ってたのと違うーーー😥
Laylaの本当の名前を知りたいなーと思っていたのだけれど、彼はとうとう彼女を名前で呼ぶことはなかった。名前を訊けるような雰囲気でもなかったので、諦めた。
「彼女はDog Parkにいたのか?」と訊かれたので、「いえ違います、XX Parkの広場で自由に駆け回っていました」と答えた。
彼は、Laylaの首輪をつかみながら、ふん、、という顔をして、特に何も言わなかった。
わたしはLaylaにバイバイ、と言った。
3 car garageのとっても大きな家だった。バックヤードはそれほど広くはない。フェンスがないので、そこで自由に遊ぶことは出来ないだろう。
パパさんはさておき、Laylaは相変わらず天真爛漫、無邪気。とてもハッピーにしていた。
それが救いだった。
その後、わたしは、「すごいよ君たち!とーってもおりこうさんでした!マミィは誇らしかったぞ!」と、犬たちを褒めちぎりながら歩いた。
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