05/20/2023 昨日の夕方、いつもとは違う散歩コースにした。 5時過ぎに家を出た。 ずっと暑い日が続いていたが、少し気温が下がって過ごしやすかった。 涼しい風が吹いていて、木々の長い影に入るとやや肌寒いくらいだったので、風よけにジャケットを着て出かけた。 犬たちにとっても歩きやすかったようだ。 小さな池の横を過ぎて真っ直ぐ進むとその先にレストランが見える。 パティオ席はお客さんで満杯。1組のカップルは犬連れで、テーブル下に座っていたラブラデュードル(かな?)が、わたしたちのことをじっと見ていた。 ステーキを焼いたような良い匂いが漂ってきて、帰ったら何を食べようかな・・などと考えながら歩いていたら、レストラン前の通りを横切る老夫婦が見えた。背の高い老紳士と小柄な老夫人。二人はお互いの腰に手を回しあって、寄り添うように歩いていた。一瞬、女性の歩行を介助しているのかと思ったのだが、足取りはしっかりとしていた。そして、レストランの入り口に向かう階段に差しかかると、老紳士は彼女をエスコートして先に行かせた。その二人の仕草がとても自然で、しばし見惚れてしまった。男性のほうは、ライトブルーのコットンセーターにライトベージュのチノパンツ、女性は赤のトップスにカラフルなスカーフ、クリーム色のアンクル丈パンツ、黒のショルダーバッグ。ヘアスタイルは短めのボブ(銀髪)だと思うが、風に吹かれていたのでよく見えなかった。お歳はいくつくらいだろうか。70代?もしかしたら60代後半かも。 カッコいいね、あの二人。 と、犬たちに言った。 マミィとダディはあんな風に腕を腰に回しあって歩いたことないんだけど、いつか歳とったらああするんかね? 犬たちは聞いちゃいない。ずんずん進む。