05/17/2023 職場のトイレはauto flushになっている。 レバーやボタンに触れる必要がないのが良い(手を洗うとは言え、清潔だとは言い難いので)。 と、思っていた。 が、、、、この前、大変なことが起こった。 職場のbathroomはわりと広くて、ドアを開けると右側に戸棚があって(扉の中には予備のロールペーパーなどが入っている)、用を足す前にその棚の上に携帯電話を置いたりする(余談だが、そこに携帯を置いたままでいるワーカーが多い)。 わたしはいつもパンツの後ろポケットにbox cutterを入れている。箱を開けることが多いので、すぐに取り出せるようにだ。 ここまで読んだらもうお分かりでしょうか。はい、その通りです。 その日、わたしはbox cutterをポケットから取り出して棚の上に置くことを忘れてしまった。というか、後ろポケットにbox cutterが入っていることを忘れていた。 そして、トイレに座ってーーーーー詳細は省略ーーーー そう、つまり、気付いた時には黄色いbox cutterがトイレの中に、、、、、😱😱😱 迷うこと、一瞬。 しかし、迷っている場合ではない。拾うのだ。自分の排泄物だ、手を洗えば済むことじゃないか。 コンマ1秒くらいの躊躇の後に意を決して拾おうとしたその時。 auto flushhhhhhhhhhhhhhh!!!! 忘れていた。職場のトイレはauto flush、しかも非常に敏感なセンサー。 目の前で、わたしの黄色いbox cutterは勢いよく流れていった。うーーーーーーーわーーーーーーーーー😱😱😱 頭の中が真っ白になった。 ヤバいヤバイやばい、、、、、どうしよう、、、、 念のため(何のため?)、サイドボタンを押して、もう一度フラッシュした。 水は勢いよく流れていった。 黙っているわけにもいかないので、マネージャーに報告すると、大笑いされた。詰まって逆流してきたか?と訊かれて、いやそれが逆流どころか問題なく流れてった、と言うと、Great, then, no problem! for now!!と言って笑っていた。 同僚も腹を抱えて笑っていた。その時のわたしの様子を思い浮かべると尚のこと可笑しいのだろう。他人事だから笑い話なのだ。でも、実際、笑い話にしてくれて救われた。 あれから3日。 うちの職場のトイレは問題なく稼働している。 夏休みまで残り12日?とか誰かが言っていた。それまで問題なかったら、時効としたい。 わたしの実家もauto flush toiletだ。 母にとって便利だろうからとそうしたのだが、母の介護をするようになってからはとても役立った。 母が亡くなった年の夏に帰省したときにはauto flushになっていなかった。姉3がセンサーをOFFにしたらしい。「母ちゃんいないから普通でいい」 が、姉2はauto flushが好きで、「またセンサー切ってる!」と言って怒っていた。 姉3は、自動洗浄に慣れると、普通のトイレで流すのを忘れてしまう、脳が働かなくなる、だから自動にしないほうが良い、と言っていた。 忘れんよ。 いや、忘れる。 2人はそう言い合っていて、しばらく、自動だったりそうでなかったりした。 が、姉2が折れたのだろう、そのうちauto flushではなくなった。 母はこのやりとりを天国から見て笑っていたかも。 あの、黄色いbox cutterが流れていったとき、わたしは実家のトイレのことを思い出した。 やっぱり、自動洗浄は良くない(理由は違うけど)。