She's Leaving Home
4月
30日
コロラドからの戻り。
ネブラスカに入って間も無く、これまで雪混じりの山道を長い時間運転していた夫と代わってわたしが運転することになった。
が、、、眠い、、、
さっきまでの山道とは打って変わって、見事になーーーーーーんもない、平らな道がどこまでも続いているだけ。
高速の両脇はどちらも牧草地帯。地平線までずーーーーーっと。
天気も回復し気温も上がった。山脈は消え、前方も後方も右も左も同じ景色が続く。
最高速度75mphのところを80mphで走る。コロラドに向かうときにもネブラスカの一部を運転したのだが、あの時は80mphを出している自分にビビっていた。いちいちkmに換算したりして(80mph=128kph)。
なのに、気が付けば85mphとか出してしまっている。いかんいかん、、、眠気のせいだ、、、!!
夫はクルーズ(自動運転?)にすれば良いと言うのだけれど、わたしはクルーズ設定が苦手。やり方を教えてもらっても使ったことは殆どない。例えばもしもここでクルーズ設定なんかしてしまったら、、、、そのまま眠ってしまったりして、、、想像して怖くなった。
というわけで、音楽を変えることにした。
本当ならお気に入りのSymphony Hall(クラシック音楽)にしたかったのだが、夫は絶対に無理なので色々迷って、The Beatles Channelにした。
目が覚めた!
これなら大丈夫、と、ビートルズの曲を歌いながら快適に運転した。
しばらくして、She's Leaving Home が流れた。
懐かしいいいいいいい!!と、思いながら歌うわたし。
Bye bye.....
というフレーズで終わると、夫が一言、「初めて聴いた」というのでびっくりしてしまった。え?知らないのこの曲?でも、思わずこう答えた。
「この曲のこと、忘れてたよ」
この曲を初めて聴いたのは10代の頃だった。
つまり自分は、出ていく少女の立場にいた。
どんな想いで聴いていたのだろう?
あまり覚えていない。
今は、この両親の気持ちも少しわかる。ような気もする。
(歌詞はこちら→She's Leaving Home)
帰ってきてから、この楽曲の背景を知った。
興味のある方は、こちらをどうぞ。
→She's Leaving Home