月
4月
8日
一昨日の朝、仕事に出かける前にカーテンを開けたら満月が浮かんでいて、しばし、ほぉ、と見惚れた。
ちょうどのまんまる。
いつも(夫がいる場合)ならカーテンを開けない。
でも、少し時間があったので開けといてやるか・・と思ったのだ。そしたらばまんまるお月さんとご対面、というワケ。
これはなんだか良い標だぞ、と、心の中で月を拝んだ。
職場に向かうときも目の前に月が浮かんでいた。というか、月に向かって車を走らせた。なんて素晴らしいこと。
随分前、友人が言っていた。
満月に向かってお財布を振るとお金が入ってくるのだそう。だから彼の奥さんは満月の夜にはいつも月に向かって懸命に財布を振っている、と。
それでお金は入ってきたのかと訊くと、わからない、でも、お金に困ってはいない、と言った。
それは凄いぞ、と、それ以来、わたしも彼の奥さんに倣い、満月を見つけるとお財布を取り出してフリフリした。
そして、この話を娘にもしたので、彼女も一緒にフリフリした。
なんてことを思い出し、運転しながら財布を取り出そうかなとも思ったがそれはやめて、簡易的に心の中でお財布を持ってフリフリしておいた。
だんだん横着になっているわたしだが、月はいつもと変わりなく受け止めてくれた(と思う)。