表裏一体
4月
4日
夏の予定を決めかねている。
6月末くらいから帰国するつもりでいたのだが、歯科治療が必要になり、なんとも日程調整が難しい、、、。
悲しいけれど、治療のために帰国期間が短くなるくらいなら今年は帰国するのを諦めようと思っている、と、娘や姉たちに連絡した。先週はじめ頃のことだ。
娘は、えーそんな、、、と言いながら、歯科医に連絡して良い方法がないか相談するべきだよ、と言った。それもそうだな、とは思ったが、その時はそこまでする気力がなかった。
姉たちはというと、まったく意に介さない。わたしの説明を聞いた後なのに、今度の4姉妹旅行は上高地にしようと思っているからね、楽しみにしててね!と、言う。いや、だから、この夏は帰れないって、と言うと、「がぶっ!」←バカなことを言いなさんな、的なニュアンスの島ユムタ。
話にならない。
航空券は遅くとも3月中に購入する予定であった。
というか、こんなに遅くまで購入せずにいることは今までに一度もない。
4月になって、いよいよ、この夏は何をしようかな・・と、考え始めた。ガーデニング、デッキ修理、、、、
夏休みは2ヶ月半ある。長い。長いなぁ、、、、どこにも行かないで2ヶ月半か、、、夏期バイトに申し込むか?いやいやいや、、、時間は潰せるだろうけど、気持ちが乗らない。
悶々としていたのだが、ふと、思い出した。
免許証の更新。
そうだ、もし、免許証の更新が来年であれば、この夏はきっぱり諦めて来夏に帰ることにしよう!それがはっきりすれば、この夏の予定もサクサクと立てられる。
と、日本の免許証を取り出して期限をチェックしてみたらばーーーーーーー
2025年(令和07年)12月14日まで有効
再来年かーーーーーーーー!!!!
と、ここで心が決まりました。
再来年の夏は絶対に帰国しなければならない。となると、来年の夏に帰国する必要性はあまりない(理由と必要性とは別物)。だからと言って、再来年まで帰国しない、というのはあまりにも悲し過ぎる。
ここで、ふつふつと心が沸き立ってきて・・・
帰るぞ。
期間が短くなろうがどうなろうが、帰る!
という経緯をかいつまんで説明し、「帰国することにした!」と、娘にLINEしておいた。
とりあえず歯科医とも相談するので、大体の日程が分かったら連絡します、その時には良いチケット探すの手伝ってね〜。
LINEを見た娘は喜んで(多分)、電話で話すことになった。
そのとき、「帰国するのに罪悪感を感じているのではないか」というようなことを彼女が言うので、へ?なんで?と、返した。娘曰く、帰国したいけど帰国しないほうが良いと自分に言い聞かせていて、でも、どうにかして帰国できる理由を探していて、その心理の奥底には罪悪感があるのではなかろうか、とのこと。
ふむ。
どうだろう?
そんな風には感じなかった。
どちらかと言うと、帰国しないつもりでいたのだけれど、今ひとつ、帰国しない絶対的な理由がない、あぁそうだ、もし免許証の更新が来年ならちょうど良いじゃないか、この夏は諦めて来年の夏に帰る。それが一番。
そう思って、免許証を確認したのだ。そしたら再来年だった。えーーー再来年まで待つのは無理、というか、待ちたくない。かと言って、来年、再来年と2年連続で帰るのもなー。
やっぱ、今年でしょう。
そういう感じだったよ、と伝えた。
もし免許証の期限が来年だったら全然問題なくて、むしろ、期限が来年だったら最高、とさえ思っていた。つまり、帰らなくて良い理由を探して免許証を確認したわけよ。そしたら再来年だったのさ。
え?もし来年だったら帰らなかった?
帰らんよ。
えーーーー、、、、
もうばぁさん(母のこと)もいないしね、毎年帰らなくても良いと思っている。
そうなんだ、、、、
あなただってこっちに帰ってこようと思えばいつだって帰ってこられるわけだし。
そう言われるとそうだけど、、、、
娘のいう「罪悪感」というのは父(わたしの夫ね)に対することを言っているのだと思う。
いや、そりゃ何週間かひとりぼっちにするのはかわいそうだな、とは思う。
彼も、両手放しで「行ってらっしゃい!」というわけではないだろう。それはしょうがないことだ。
でも大人だし。
日本人であるわたしと結婚したわけだから、それは付随してくるものでしょう。
実家(?)に帰らせてもらえること、そして、犬たちを任せていけることには感謝しかない。
こういう暮らしもいつまで出来るものかわからないしなぁ。
出来るうちにはさせていただきます、という感じだ。
さて、これは罪悪感なのだろうか?
罪悪感を感じる必要はないでしょう、と思うが、案外、表裏一体?
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