04/24/2022 先週、念願のCollege Libraryから何冊か本を借りてきた。 ずっと行きたいと思っていて先延ばしになっていたところ。 この大学図書館はカレッジ生及び関係者のみでなく、一般にも開放している。ということは、娘が在学していた頃から聞いていた。日本語の書籍も結構な蔵書数ということだった。 実を言うと、いよいよ読む本がなくなった。 マイ本棚の本らは何度か読み直していて、そろそろ別の本を読んでみたいと思うようになっていた。 パンデミックの関係で、大学図書館も自由に出入り出来なかったが、半年くらい前から、ようやくほぼ通常どおりに開放された。 そこでようやく、意を決した。というワケだ。 事前にオンラインでLibrary Cardを申請したところ、1週間ほどで、カードが出来上がったというメールが届いた。 そこで、いよいよだわーと、わくわくしながら出かけた。 土曜日の午後だったせいか、カレッジ生はまばらにみかける程度。 さすが大学図書館。なんて大きいのだろう、と思う。 頭上のサインを見ながら、service deskへ向かい、まずはカードを受け取った。 そして、いざ、East Asian Collectionへ。 平日ではないからか、閑散としている。 でも、足を踏み入れると、センサーライトが反応して、次々と照明が点され、まるでハリーポッターのHall of Prophecyみたい、と、ドキドキした。 見るだけ、と思って入ったのだが、たまたま調べた棚に、わたしの好きな作家の本が。 うひゃーーーー(嬉) 車は30分しか駐車できないところに置いてきたので、のんびりと悩む時間はない。 ええい、ままよ! まるで侍映画の役者のように呟いたのは、異国における日本語書籍に囲まれていたせいかも。なんてね。 先日、この図書館の司書である友人と話す機会があった(彼はその日は不在だった)。 たまたま好きな作家の本を見つけたから衝動的に借りたという話をすると、好きな作家は誰かと訊かれた。 作家名を検索にかけることで、効率良く借りられるのだと言う。そして、自宅でも出来る検索方法を指南してくれた。あらかじめ調べておいて、その図書番号(記号)を控えておくと、その番号の書架からすぐに取り出せるとの仕組み。なるほど。 しかし、この、「好きな作家」を伝えるのって、なんだか気恥ずかしい。 「なんか、自分を曝け出すみたいで、ちょっと恥ずかしいなぁ〜」と言うと、彼は、「そういうものかな。。」と笑った。 別に、その作家のことを恥ずかしく思っているわけではない(もちろん)。 でも、その作家を好きだ、と思っている自分を見せてしまうこと、を躊躇う。 どうしてだろう? 今の自分の「傾向」みたいなものが透けて見えるからか?つまり、自分を見せたくない、ということ???