家族
11月
7日
娘が猫を飼い始めた。
名前はFrancisという。雄猫。
少し前に紹介された。
いつだったか・・・ああ、確かハロウィン👻の日だ。
あの朝、犬たちにハロウィン用pajamaを着せてあさんぽに行き、その様子をInstagramに載せたら、ほぼその直後にメッセージが来て、電話できるかい?となった。
Happy Halloween!と言い合ったのち、「実は、今日は報告があって電話したの」と、来た。
まさかまさかまさか・・・!!
と身構えたのだが、それは仔猫を保護したという報告だった(人間の赤ん坊ではなかった!笑)。
Francisで、通称Franだと。
娘、日本社会ではわたしの旧姓を用いているくせに、ネコの名前はFrancis A(実姓)としていた。なぜに???
それから、引き取って2週間ほど経ったと言っていた。
うちにはネコはいない。よって、彼女はネコのことを良くは知らない(と思う)。わたしたちは、ずっと犬と暮らしてきた。
なので、色々と子猫のことを勉強しながら育てているらしい。
訳あって(省略する)、福島からの保護猫なのだそう。
ちょっと前には「誤嚥したかも!?」と慌てて獣医に診てもらったが大丈夫だった、とか、いやもう、Fran中心の暮らし。
電話中も、Franがあちゃこちゃ動いていて、気もそぞろ、という感じ。
可愛くて可愛くて仕方がないようだ。
モニター越しにもその可愛さは伝わってくる。実物となると尚更だろう。
娘、もう随分前から「犬が欲しい」と言っていた。
「犬にはこだわらない、ネコでも良い」とも言っていた。
「それは良いがペットを迎え入れたら責任重大だよ」という話もしてきた。
「そんなことはわかってる。だから今も迎えられずにいるんだよ。」とか言っていた。
「まぁ縁だよね、縁!」
なーんて、気軽に言ったりしてきたのだが。
その「ご縁」が、とうとう。
ああ、とうとう。
という感じかな。
彼女の嬉しそうな顔を見ていると、素直に良かったね、と思うし、そう伝えた。
でも、正直なところ、あぁこれでもう帰省することはほぼ消えたな、、、、とも思った。
コロナの影響で、彼女はもう長いことこちらには帰ってきてない。
夫は、言葉にこそしないが、このクリスマスには帰って来るかも・・・と、密かに期待しているようだった。
彼女もそのことは良く知っている。
でも、米国への入国はそれほど問題なくても、日本に帰国してからの隔離などを考えるとなかなか決心できないようだった。
それはもうしょうがないことだ。
約束は出来ないけど、帰りたいとは思っている、とも言っていたが、それは彼女の思い切り次第かなーと思っていた。
でも。
子猫が来たのだもんな〜。もう無理だよな〜。
この先コロナが収束したとしても、もうそう簡単には帰ってこられなくなるだろう。
動物を迎え入れるということは、そういうことだ。
家族だものね。
11月になった。
やせ我慢して(バカだよね)ずっとヒーターを点けずにいたが、1週間前からとうとうヒーター稼働中。
この前、雪予報(!)があってビビったが、雪にはならなかった。
今年は暖かい秋だったので、紅葉がかなり遅れた。お隣さんのも、うちの庭のMaple Treeも、紅葉はしているけれどまだ落葉していない。
Halloweenの前の日だかに、エミリーがまた突然やって来て、1時間くらい話して帰っていった(わたしが送って行った)。
この前代未聞のエミリー事件、まだ娘に話してなかったのだけれど、Franが来たという大ニュースで話しそびれた(というか、どうでも良い話だしな)。
11月。
なんとなく淋しいのはCosmoが逝った月でもあるからかも。
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