たからもの
10月
20日
Excuse me, what is your name?
と訊かれて、あーーーーーmxxx, と答えた後にじっくり相手の顔を見たらーーーーー
マスクをしてたのですぐには気付かなかったのだけれど、つぶらな瞳に、ああああああああ!!
えーーーーーーーーーーーaさん???
思わず日本語で返事してしまった。なんだよーーー知らなかったよーーーー!!
補習校で何年前だろ?担当した子だった。
慌てて彼女のファーストネームをタイプすると、いたいたいた!
ちゃんと彼女のアカウントがありました。
いつの間にFreshmanになっていたのね、びっくり。
いつも家からランチを持ってくるのでschool lunchは買わないのだそう。なるほど、会わないわけだ。
でも、思い出して、今日、わざわざわたしのレジまで来てくれたらしい。
久しぶりに見た彼女はすっかり高校生に成長していて、すごくきれいになっていて(ほんとに!)びっくり。
何より思いがけず会いに来てくれたのが嬉しくて、有頂天になってしまって、わらわらと、日本語で喋りまくった。
彼女はこちらでの生活の方が圧倒的に長いので、わたしが担当していた頃も日本語に苦労していてのだけれど、ちゃんと日本語で話してくれた。
補習校、今も頑張って続けてます。
J(彼女の弟)も日本語、前より良くなったの。
会えて良かった。
また、会いに来ます。ありがとう。
なんだよーーーーー。
今年度(3月)で補習校は退職しようと思っていたのに、こんな言葉をかけられると気持ちがぐらつくではないの!!
あなたからいただいたクリスマスカードは今でもわたしの宝物なの。
すぅごく嬉しかったから、大切に持ってる!
そう言うと、ちょっと驚いた顔をして、大きく笑った。
とても自由に絵を描く子だった。
今日の、とっておきの出来事。
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