郷里
6月
17日
夏休み2日目。
いや〜やっぱり良いわ〜〜〜〜な・つ・や・す・み。
な〜んつったって、良く眠れる。
翌日の業務内容とか補習校の授業プランとか課題チェックとか、な〜んも考えなくて良い!っていうのが最高に効いてる。
ズボラなくせに小心者?だからか?
神経質ではない。が、夜になるといろいろ考えてこのところ寝つきが浅くなってた。
色々というのは、ルーチンワークをいかにして速くまわすか、とかそういうの。
仕事中じゃないのに仕事のことを考えるなんて、あーなんて馬鹿馬鹿しい!と思いつつ。
プレッシャー?なのかもね。ちゃんとしなきゃ、ってやつかな。
そんな大層な仕事でもないのにね。
これは歳なせいもある。
そう言えば、島に帰ってるときは良く眠った。
夜中に起きることが、ほぼなかった。あっても1回とか。
島の気候が合ってるのかもしれない、と思ったけど、あれは気候だけじゃなく環境そのものなんだろう。
梅雨が明けると熱射病並みの暑さになる、島のあのテダ(太陽)、青空、入道雲、スコール、潮風、白波、さざ波、夜の波。
なんだか調子狂う三味線の音。あれを聴くと、島に帰ってきたーと思う。
調子狂う、と書いたけど、調子が戻る、のほうが正しいのかもしれない。島独特の調子。
なんで急ぐ必要がある?と問われるような、あの調子。
ゆらりゆらり行きましょうや、というような、あの調子。
三味線の音と島唄。
ずーっと昔は苦痛だったんだけど。
不思議なものだ。今は、ナツカシャヌ、カナシャ(懐かしくて恋しい)。
横尾忠則氏がいつか言っていた。
「魂が一番休息したがっている場所は郷里だ。」
この言葉を聞いたとき、島に帰りたい理由がわかった。いや、知ってた、と思った。その通りです、知ってました。けど、忘れてました。
もうひとつ。
あらためて自分に贈ろう。
「加齢と共に努力をしなくなる。また努力する必要もなくなる。そして次第に努力など不必要で無駄だということが分かってくる。」by Tadanori Yokoo