PCR検査に行ってきた!
1月
9日
昨日、PCR検査を受けて来た。
希望者は無料で受けられますよ、というもの。どこかの団体による支援で開催された。
正確な感染率を知るにはより多くのPCR検査が必要であることは明らかで、それが無料となると当然のことながら飛びついた、というワケなのだが、職場の同僚らに訊くと、誰も希望してなかった。え?無料だよ???と、心の中で思う。そんなモン???
同僚の中には既に感染したって人が数人。という事実は後になって知らされたことで、今では普通に一緒に仕事をしているのだけれど、自主隔離中は個人情報保護のために詳細は知らされず。というか、感染する前には実際に一緒に仕事をしていたにも関わらず、濃厚接触者としては認められなかったので、通知がなかった。そんなモン?なんだか、名目的には「雇用者第一」とされながら、そうではないような。
ま、そういうワケで、昨日の仕事帰り、いそいそと会場へ向かった。
事前に申し込み受付完了のメールがあり、その後に正式な登録メールがあり、その後に当日検査用のメールがあって、そのメールの指示に従う、という流れ。会場には必ずスマホ或いはタブレットを持参するように、とあった。なんでだろ?と思いつつ、マイiPhone (7?) を持っていく。
街の大きなホテルの南側にある某イベント会場を貸し切っているらしい。だだっ広い駐車場(無料にしてくれた)に車を停め、会場の入り口で。手指消毒用のジェルスタンドに手をかざしてジェルを塗り塗り(これ実は好きじゃないけど)中へ入ると、がらーーーんとしたどでかい会場にいくつかのテーブルと担当員が、そのさらに奥には丸テーブルがかなりの間隔でいくつか。
最初の受付で書面にサインをして提出、そこで検査キットと検査方法の詳細が書かれた紙が渡された。奥の丸テーブル(空いてるやつ)に行って自分で行うというもの。そういうことか!ちょっとびっくり。
どでかい丸テーブル(椅子はひとつだけ)に座り、どれどれと説明書を見ながら始める。キットを開ける方法まで図解で示してくれていてやたら親切だ。ところが、キットを開けてからそのチューブに記されたバーコードを手持ちのスマホ或いはタブレットでスキャンしましょう、というのが出来ない。
あれ?
あれ?
あれれ???
何度やっても出来ない。
なんで〜?????
しょうがないので、辺りを見回して、ボランティアらしき女性に手を挙げて声をかけた。
すみません、ちょっと・・・
女性がやってきて、一緒にやり直す。
前の画面に戻って(これ何度も自分でもしたのだけれども)、カメラのアイコンをクリック。
はら?
どうしてでしょうね?ここで、ウィンドウが出るはずなんですけどね。と、女性。
そうですよね、なんでスキャン用のあれが出ないんでしょう?と、わたし。
2回繰り返した後、
あそこにブルーの上着を着た男性が座っていますよね、彼にマニュアルで入力してもらいましょう。大丈夫、あなただけじゃないから。他にも何人かこういうことがあったの。だから彼がいるのよ。
彼女は優しくそう言ってくれた。
「必ずスマホ或いはタブレットを持って来てください。それがこの検査をスムーズかつスピーディーに行える方法です。」
もらったメールの一文を思い出す。わたしのiPhoneやっぱりそろそろ買い換えどきだよな。。。
青い上着の彼は「ヤァ!」と明るく挨拶をして、事情はわかっていますよという感じでラップトップを前にわたしのラストネームを訊いた。名乗ると、m?とわたしのファーストネームを言うので、そうだと答える。僕の発音は間違ってなかったかな?と言うので、(実際、間違っていなかった。これはかなり珍しいこと)完璧でした、と答えると、良かった、と笑った。ボランティアさんって良い人ばかりだわ。
登録リストの中からわたしを見つけだした彼は、チューブのバーコード横に記された文字列を入力すると言うので、チューブを渡そうとすると、「いや、僕は視力がそんなに良くないんだ、君が読み上げてくれ」と言う。え?こんなちっちゃな文字列を???ドキドキ。でも大丈夫。ちゃんとメガネをかけている。目をこらし、ひとつずつ読み上げた。アルファベットと数字の組み合わせ。しかし、ちっちゃい。しかもRとかVとか、発音めっちゃ苦手なやつもあるし!でもそんなこと言ってる暇はないので、とにかく読み上げた。
らば、どこか違う、と言う。後半部分の文字列は通常ないものだ、と。VVという部分らしい。
ん〜じゃぁもしかしたらこれはWなのかな?と、わたし。
いや、それも違う、と彼。そして、拡大鏡を持たせてくれた。おおおお、こんなものもあったのか!わたしが驚いていると、ちょっと待って、彼は目が良いから彼にやってもらおう、と、隣の担当員を呼んだ。やって来た彼は、どれどれ、と、別の拡大鏡を持って読み上げた。
NVだった。
Nか〜〜〜〜!!!と、わたし。←全然、違うじゃないか。
それでようやくキットの入力完了。わたしは先の丸テーブルへと戻り、またまた説明書を見ながら指示通りに、チューブを開けてスワブ(綿棒みたいなもの)を鼻の穴にゴシゴシ。こんなんで正確な検査結果が出るのか???と、ちょっと怪しい感じもしたが、まぁやらないよりはマシだろう。
その後、チューブに蓋をして、ドロップオフテーブルへ向かい、そこで提出。
消毒ジェルでまたまた手指消毒をして会場を出た。
検査結果は24-48時間内に、メールで来る。
もし陽性だったら、その検査結果はカウンティ及び州の保健機関に即報告され、そこから先は個別に連絡が入り、その指示に従って自主隔離なり医療機関受診なりになるらしい。もちろん、職場への報告は自己に任される。
うちの職場は去年いっぱいまではコロナ関連の休みは有給だった。家族が感染したので自分も自主隔離、とか、疑わしくて検査してからの結果待ちの自主隔離まで全てだ。仲の良いアニオタの彼はそれで10日くらい休んでいた(もう大喜びよ。しかも陰性だった)。
が、この1月からは自己責任となる。自己の病気休暇を使うように、というメールが来ていた。なんだよもう〜。と思うが、それでも良い。病休、かなりあるもんね。45日以上はあると思う。ウッシッシ。なので、もしももしももしも陽性になったら、病気休暇をとって自主隔離です。
ということを、昨日、一応職場の上司に報告しておいた。来週はon-call weekの自宅待機なのだけれど、火曜日にわたしの相方が休みを希望しているからということで出勤することになったので、あっと思い出して。
「なので、もしも、陽性だった場合には出勤出来ませんので〜」
するとマネージャーは、
「大丈夫よ〜m!だって症状ないでしょう!」
いやいや、症状なくても感染してるってこと、大アリですから。だから怖いんでしょ。
なんかズレてないか?うちの職場。