波、アジサイ
7月
12日
少し前から「幻の光(宮本輝著)」を読んでいる。
以前、読んだことがあるのだろうが、結構読み進んでも内容が思い出せない。よって、マイ本棚内で忘れ去られてしまった貴重な一冊なのかも。
主人公が初めて「海鳴り」を聞く場面があり、島の海を思い出す。
台風が近づいている時に海岸線を走るときに聞こえてくる、風の音と打ち寄せる波の音が混じって轟々と響くあの音。あぁーあ、今年の夏は島に帰れない。帰れないとわかっているせいか?波の音が無性に恋しい。
今日も暑くなりそうだ。
一昨日、うちの庭のアジサイの取り木をしたので、早朝からせっせと水遣りをする。
本来なら梅雨時が最も適しているそうなのだが、まぁこちらにはそんなシーズンはなく、強いて言うならApril Showersと呼ばれる4月もあるが、その時季の紫陽花は取り木出来るほど育ってはいないし。
土をかぶせてあるので根が育ってきているかどうか確かめようもないのだが、とにかく水遣りだけは欠かさずにいこうと思う。
実は親株となったアジサイも、数年前に別の場所から掘り起こして移植したものだ。翌年の生育状況からしてもう無理かな、、、と思ったものだが、逞しく育ってくれた。(たぶん)アナベルという種類のアジサイ。4つくらいに株分けして一番大きく育ったものから取り木した。