4日遅れ
7月
10日
今朝読んだ本心<295>は、誰かとその思いを共有したいような、悲しい結末になりそうな予感を覆して欲しいような、とても辛いものだった。前にも辛くてたまらない場面が何度かあったが、読み進めるうちにだんだんと希望が出てきたというか救われた気持ちになった。
今、物語は佳境に入り、この先どうなるのかわからない。タイトルからして、どんな終わりを迎えるのか?自分なりに考えているものはあるけれど、とにかく、どうか幸せになってください、幸せを感じるようになってください、と祈る気持ち。
さて話を戻す。
とにかく今朝の295話は辛かった。悲しかった。だから誰かとそのことを話してみたかった。
それでふとtwitterを思い出した。
東京新聞のwebにはこう記載されている。
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「本心」は平野さんの希望で、紙面から4日遅れで東京新聞ホームページにも掲載します。
紙面に加えてインターネットも活用することで、「新しい小説の楽しみ方」を読者の皆さまとともに創造したいと希望しています。ぜひ皆さまもご自分のツイッターで『#平野啓一郎 #本心』の2つの#(ハッシュタグ)をつけて感想を投稿してください!
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自分、もう何年もつぶやいていないアカウントがある。フットボールのシーズン中以外には覗くこともない。
でもふとそのアカウントを思い出し、ハッシュタグを2つ入れて検索してみた。
が、、、、
そこでまず目にしたのは、本心<299>という文字。そして、主人公(この物語の話者でもある)の言葉が引用されていた。最初は、あれ?この台詞は聞いたことないぞと思った。それから今朝の回を確認したら<295>となっていた。あああああそうだった、、、、わたしが読んでいるのは4日遅れのものだった、、、、!
それで慌てて消した。twitterが生配信だってことをすっかり忘れていた。やばいやばい。
全話配信を終えてから(わたしの場合はその4日後)でないと、誰かとの共有は出来ないことがわかった。
孤独感、、、、