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07/10/2020








髪を切った。

昨日、バッサリと、髪を切った。1年ぶりの美容院。スッキリ。

元々あまり美容院には行かないのだけれど、1年も開いたのは久しぶり(初めてかも?)。去年、帰国前に切ってもらって結構短くなったので、日本では美容院に行かずに済んだ。というか、いつものパターンだと帰国中に美容院に行く、というものだったのだけれど、去年は帰国するのがいつもより1ヶ月ほど遅れたので、その間、暑さに耐えられずに切ったのだった。なんか今思えばあの時から既に予定が狂っていたのかもしれない。こっちに戻ってきて、秋になって、だんだん寒くなってきて、まぁちょっと長くなったらその分ぬっくいから良いかな・・とか思った。そうこうしているうちにDの具合が悪くなって、クリスマス前には髪を綺麗に切って〜と思っていたのも流れてしまった。それからDが亡くなって、Bを迎え入れることになって、久しぶりに若い犬だったので世話焼きに奮闘しているうちにCOVID-19が入ってきて、美容室はあっという間にクローズ。それが2月か3月。あー1年なんてあっという間だ怖ろしい。


担当の美容師さん、マスクを付けていた。わたしも一応マスクを着用。この美容室はサロンのスペースを個人で借りて(?)のビジネスらしく、わたしとアニー(仮名)はマスクをしていたが、もう一人の美容師さんとお客さんはマスクなしだった。お互い干渉しないのかも。
いつもだと美容師は4人か5人くらいいるのだが、その辺りは時間で区切って一度に大勢の人が入室しないよう、制限しているとのことだった。道理で予約を取るのに時間がかかったわけだ。

髪を洗ってもらっている時、アニーから電話で言い忘れたことがある、と、クレジットカードは使えなくなった、と告げられた。機械の故障とかではなく、クレジット会社への手数料を支払えなくなったからだと言う。考えが足りなかった。そらそうだろう、何ヶ月も収入がなかったのだ。現金を持ち歩かなくなって久しい自分、そのことを伝えると「いいのいいの、いつでも良いから。伝え忘れたわたしが悪かったの」と、アニー。


こんな話も聞いた。
彼女のお店の隣はAfrican Hair Braidingの店舗なのだが(自分、この話が出るまで気にも留めなかったのだが)、アニーが言うにはライセンスを持たずとも開業できるお店らしく、つまりは今回の強制クローズの対象外だったのだそう。アニーのお店(美容師というライセンス有り)は一時的に閉店せざるを得なかったが、お隣さんは通常通りに営業できたのと言う。不思議な話だが、法律とはそういうものなのだろう。
アニー曰く、閉店中であっても時々お店に来て掃除をしたり花に水をやったりしていたのだが、その度に警官がパトロールに回ってきて辛い思いをしたらしい。不条理なものだ。隣は普通に営業しているがお咎めなしなのだから。


アニーは十分すぎる時間をかけてわたしの髪をカットし、トリートメントを施し、アイロンでセットまでしてくれた。くせ毛だから、一旦洗っちゃうともうこんな髪型にはならないだろう(アニーもそれは承知の助)ありがとうありがとう、ご苦労さまです。

今日はこれから銀行でキャッシュを引き出し、支払いに行く予定。この髪型が変わらないうちに。










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