Border Collie Collapse
5月
18日
金曜日の散歩中、突然Bがよろけて歩けなくなった。夫がBevoを引いていたので、わたしは気づかなかった。Cosmoを引いていたわたし、夫に言われて振り向くと、Bevoがよろよろと身体を傾けながら歩くのだが、もう倒れてしまうほど酷かったので、すぐに休ませた。明らかに異常。
夫が言うには前日にも同じことが起こったらしい。
聞いてないよ!!と、ちょっと怒りを覚えたが、「君に言ったよ」と言う。
話を聞くと、え、あのことがこれだったの?と思う。もっと詳しく説明してくれないと、こんなだったとは思えないじゃないか。
と、夫婦喧嘩をしても始まらない。
とにかく、涼しい木陰で休ませた。発作(?)は3分もなかったと思う。休ませた時間もそんなに長くはなかった。休ませながら、獣医に連絡した。散歩の途中ではあったが、もし診察が必要だとなったら早いうちに連絡を入れておいたほうが良いから。
が、風があったせいか、通話がよく聞き取れず、帰宅してから電話をかけ直すことになった。見るとBはもう落ち着いていて、自ら立ち上がり、普通に歩行。
以前、姉の犬(老犬)が内耳障害で歩けなくなって治療してもらったことがあり、最初はそれを疑った。でもBevoはまだ2歳にも満たない。他に考えられるのは熱中症。でも、それほど暑かったわけでもないし、散歩時間もけっして長くはなかった。
前日の状況と照らし合わせてみると、同じように暑い日だったこと、そして発作前にひどい興奮状態にあったということ。
夫はリーシュを長いままにして歩くので、リスを見つけたBevoはものすごい勢いで歩いていた。その前には近所の犬2匹と遭遇して大興奮だった。TIA(一過性脳虚血症候群)か???とも思う。まさか、、、!!
それからなるべく涼しげ場所を選んでゆっくり歩いて帰った。Bevoはいつも通りに歩いていて、ついさっきよろけて歩けなかったのが嘘のよう。
自宅に戻ってしばらくして、獣医さんにあらためて連絡した。今、症状がないこと、食欲もある、排泄も普通、ということで、様子観察となった。
ただし、暑さ対策をすること、そして次に発作が起こった時にはビデオに撮影するよう指示された。
獣医さんは、わたしたちの説明を総合し、疑わしいのはBorder Collie Collapseだと言った。聞いたことのない病名だった。もちろん確定診断ではない。ボーダーコリーに多いそうだが、オーストラリアンシェパードにも出るのだそう。
色々と調べてみると、オゥシーサイトにも載っていた。
日本語でも検索したのだが、なかなかヒットせず、昨夜はオゥシー仲間に連絡。彼女なら知っているかな?と思ってのことと、情報共有の意味でも。すると優秀な彼女は早速、日本語のサイトを見つけてきた。どうやら日本語では、ボーダーコリー虚脱症候群とか、衰弱症候群、などと訳されているようだ。
これからどんどん暑くなるので、気を付けないといけない。
とりあえず出来ることとして、犬用のCooling Vestをオーダーした。Cosmoも黒毛が多く夏の暑さに弱いので、Cosmoの分も購入。
確定診断ではないけれど、この病気であたっているような気がする。色んな動画を見たら、Bのそれとよく似ていた。
原因不明で治療法どころか診断法も確立されていないらしい。
びぃちゃんにはいつまでも元気でいて欲しい。