reality
4月
18日
昨日、うちの学区から今年度末までの休校措置延長の発表があった。やはり、という気持ちと、とうとう、という気持ちと。
2週間くらい前、夫に、この騒ぎがおさまったらまずは外食に行こうと言ったら呆れた顔で「それはかなり先になる」だか「当分の間、そんなことにはならない」だか言われて、そういう悲観的なものの見方は精神衛生上良くない!!と思ったものだが、ここに来て夫の考えはそう悲観的なことでもなく、いわば(彼が良く言う)「現実的」な意見だったのだな、、、と思う、悲しくなるけど。
コロナの終息時期は不透明で、周囲では a second ( or even fourth) wave の話題で持ちきりだ。みんな、真剣に、この騒動はそう簡単には終わらない、と思って(わかって)いる。そして、呑気な自分もまた、そうだろうな、、と考え始めている。
少し前まで、娘と姪っ子が夏にこっちに来る時に〜〜〜と、日本から買って来て欲しいものをリストアップしたり、彼女たちが来た時にお土産として渡すものを買っておいたり、連れて行きたいところを考えたり、プチ旅行先を探したり・・・そんなことをしていた。でももう、たぶんきっと、この夏にこっちへ来ることは難しいだろう。いや、来れないよね、絶対に。来ても、3週間(以前は2週間だったが延長された)の自主隔離になるし。
2020年が始まった時、あああああなんて素敵な数の響き!きっときっと良い年になる〜〜〜〜と心底信じていた自分。なんてこった。もう4ヶ月が過ぎようとしている。振り返るとコロナ一色ではないか。
密かに夫に対して感じた<セイシンエイセイジョーヨクナイ>状況が自分にも起きている。いかんいかん。いかん。ぶるぶるっとシェイクしてキャンセル。
・・・
灰の水曜日前後から、「イエズスの受難」を読んでいたが、復活祭の翌日に読み終えた。この本は何度か読み返しているのだけれど、読む度に新鮮な、厳かな気持ちになる。また来年も復活祭の時期に読もう。
その後しばらく休んでいたが、昨夜からまた寝る前の読書を開始した。マイ本棚から見つけたのは「森のなかのママ」という本。著者の井上荒野氏は直木賞作家らしい。読んだことがあるのに忘れているのかもしれない、とも思うのだが、読んだことがあったとは(まだ)感じない。ママとその娘の状況というのがわたしからはかなり遠いものに感じる。でもママと姉1がどこか似ているような気がして妙におかしい。
読み終えたらるぅちゃんにこの本をあげようと思う。