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釣りに行こう2

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12/01/2019







弟の釣りブログは名前の如く「釣り」に関する記事ばかりだった。
釣竿?リール?の名前だか番号だかはわたしにとっては意味不明。も、時々絵文字を使ったりしての文章は、なんだか新鮮というかなんというか感慨深いものがあった。(るぅちゃんも言っていたけれど、姉3の書き方と似ている。笑)

昔から弟の文章なんて、見たことがなかった。作文とかさえも記憶になし。もちろん手紙ももらったことはない。仕事上、色々な書類の記録とかはしているだろうから、文章を書くのは当然にあっただろう。でも、ブログというものはつまりは「表現」だ。色々な事象、極端な話、自分にまつわる事象を不特定多数に発信=表現しているものだ。そんなことを弟がしている。というのに(しつこいけれど)驚く。


そういうわたしは長いことそのようなことをしてきた。
随分前にはホームページというものまで持っていた(時代の流れだったのだろうか?なんだか恥ずかしい、、、)。
エンピツ日記はしばらくは無料版を使っていたが、確か¥3900だかで永久保存版というのに申し込んだので、今もある。殆ど更新はしていないが、たまーに覗き、たまーに投稿したりもする。

いつだったかそのエンピツ日記のメールフォームに弟からメールが届いた。
送り主のところに弟の名前が書いてあったわけではない。が、その口調(書き言葉だが)から奴ではないか?と感じた。内容はもう覚えていない。島口で、わたしたち兄弟姉妹しか知らないようなことを書いてあったような気がする。いつだか弟にそのことを訊くと、知らんわ、とか言っていたが、飲んで酔っ払った時に「エンピツ日記はもう書かないのか」と言われたことがあった。あーやっぱりこいつだったのか!!と、あの時思った。弟に読まれてたというのは少し恥ずかしい気もしたが、別に非公開にしているものでもないし、秘密の日記というつもりもなかった。エンピツ日記は、「日記」というよりも思い出とか、自分の想いを示すエッセーみたいなもの?


弟のブログは2013年から始まっていた。長いよ!!
あいつ、誰か読んで欲しい人でもいたのかな?そんなことではなく、ただ、自分のやってることの記録をしておこうと思ったのかな?


あ、そうだ。と、思い出し、母が亡くなった時期の日記を探した。
その年のその月は2回しか投稿していなかった。日時的にこっちか?と開くと、そこには出張先で久しぶりに行けたという海釣りのことが書かれていた。なんだよ、やっぱり釣りか。そう思いながらも読み進めていくと、後半に母のことが書かれていた。どうやら、その年の「初釣り」直後に母の訃報を受けたらしかった。

考えたら昔は釣りばかりしてよく怒られた
大人になって島に帰ると「魚釣って来い」と言われ、釣って帰ると大喜びされた

と、書かれていた。
涙が出た。

そうだったのか。母ちゃんは釣りをする弟のことを怒ってたのか。知らなかった。でも想像つく。亡き父の言葉を受けて「勉強第一」って人だったから。
釣れた魚をさばく前に見せると満面の笑みだったのは覚えている。そしていつも「誰々のところに分けなさい」と言っていた。


今度、弟と会うのはいつだろう。出来れば東京ではなく、島で。
そしてお願いしよう。「魚釣って来い」

いや、やっぱり一緒に行きたいので素直に誘おう。

釣り行こうじぃ〜









#日記

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