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8/26/2019






夜中に何度も目が覚めた。
それには思い当たる理由があって、1本の電話なのだけれど、voice messageを聞かずにベッドに入ったせいだと思う。聞いてしまうと思い悩んじゃうかなと思ってのことだったのだが、逆効果だったらしい。おかげでヘンテコな夢を見た。


 ・・・


学齢さまざまな子供たちと一緒にいる。その中でわたしは生徒なのか講師なのか?多分、講師だったのだと思う。が、なんとも講師らしくない。と言うのも、幼い子を相手に幼稚な話題を真剣に言い合っていた。

「あと1箇所を延長できると先端部分が完成するのだが、それが一番の難関だ。」
講師の一人が説明した。生徒たちは皆、口を開けてその帆先を見上げる。高い高いその先はもう見ることが出来ないほどだ。講師は空中に3Dでその帆先を取り付ける作業のイメージを映し出した。なるほど、最後の1箇所さえ出来たら支柱が整合化され、また新たにその先までも行けるということだった。

「あたしがそこへ上ってって取り付ける!」
幼い女の子が大きな声で言った。「そんなこと、無理よ!」わたしは思わずその子に反論した。「出来るモン!」「絶対に無理!あなたが行くくらいならわたしが行きます。」
そんなことを言いながら、母のことを考えていた。母は、高所恐怖症であるにも関わらず、高い高いあの場所の写真を見て、ここに上ってみたいものだと言った。「母ちゃん、それは無理っちば。」「無理っちはわかっとるよ。行きたいな、っち言っとるだけ。」
母があの帆先で横たわって微笑んでいる姿を想像すると、目が眩む。そんなこと、出来るわけないじゃないか。

「だから、わたしが行きます。」
そう宣言したわたしは、ふと、いや待て、これは過去の産物なのだから恐れることは何もないのではないか?と思う。わたしたちは未来からやって来て、この過去の産物の見学に来ているのだ。これは仮想空間なのだから、実際に(実際に?)上って行ったからって、落ちて死んでしまうこともないのだ。

じゃぁあの時の母はどうだったっけ?
もしかして母もそれを知っていたのか?だから行ってみたい、と言ったのか?

そんなことを考えていると、敵襲のサイレンが鳴り響いた。講師たちは生徒たちを誘導し始める。敵?いや違う、時間切れか。
そろそろ帰る時間なのだ。自分たちのもといた時間へ。


・・・

今朝になってvoice messageを聞いた。
「お墓参りをしようと思っています。」

あぁだから母が夢に出て来たのかー。










#ユメモ #日記

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