10/5/2016 昨日の朝のことを書く。 いつものようにPCを立ち上げてメールチェックなどをしていたら、しばらくしてピコンという音がした。姉2がスカイプにログインしたのだ(オートログインなのでPCをネットに繋いだことがわかる)。おっちょうど良い、と思い、電話をかけてみた。 姉は驚いた様子で「今繋いだところ〜」と言っていた。相手がオンラインだとか退席中だとかいうサインがある筈なのだが、そういったことにはまだ気づいていないらしい。日本時間は午後の7時半頃。母の帰りが遅れているみたいだ、ということだった。 そんな中、母が帰ってきたらしい。姉はPCのモニターをそのままにして母の迎えに行った。そうだった、リビングの続きの部屋はいわゆる応接間なのだが、そこに母のベッドを置き、母の出入りもその部屋からすぐ出られるデッキの一部を改造してリフト昇降口を造っていただいたのだった。 カメラの位置がやや上向きになっていたので、リフト自体は見えなかったが、母がヘルパーさんに付き添われながらそこから入ってくる姿が見えた。とても楽そうだ。良かった。何より、母は笑顔だ。 ひとしきり、母と話す。あんなに混乱していた母が、ドンピシャである。わたしのことはもちろん、夫の名前まで出して元気でいるのか、と訊いてくれた。驚きだ。 母は家に戻ってきて、少しずつ自分を取り戻しつつあるようだ。穏やかで、平和な顔つきをしている。本当に驚きだ。 姉の話では、体力がついてきて、立ち上がりや座るときの解除がとても楽になったこと、そして排泄の方もほぼ問題がないのだと言う。なんてこった!そんな母に「夜はオムツに使用」などと言えないわなー。 今日から母の所に姉1が来る。高校の同窓会に合わせての帰郷だ。8日間滞在できるらしい。先だって送ったブレンダーで、バナナジュースとか色々こしらえてもらってね、と伝えておいた。 次に母に会える日まで、母が同じように笑っていてくれると良いなと願う。