唐揚げ事件
3月
7日
土曜日。補習校の日だ。外は快晴。昨日の午後から少しずつ気温も上昇。かつ、明日はDaylight Saving Timeが始まる。ようやく「春」な感じがしてきた。かも。
昨日は仕事の後、娘と一緒に犬たちの散歩へ出かけた。シカゴから戻ってきてすぐ、Juice Clensingなるものをするぞ、と宣言した彼女だったが、翌日は「やっぱり辞めた!美味しいもの食べる!」と、はりきって食事にありつく。その甲斐あってか(?)むちむちちゃんは健在(失礼、)。歩きながら、「ね、散歩すると気持ち良いでしょう」と促しておいた。ひとりじゃ嫌なんだよ、とぼやく彼女に、いやひとりでも歩いたほうのが気持ち良いよ、と。帰ってくるなり、「筋肉がピクピクしてるーーー」と言っていたけど、東京生活、大丈夫かな?都会暮らしは結構、歩くはず。駅まで、とか、乗り換えで、とかね。何よりも「車社会」から離れるわけだし。
散歩の後に買い物へ。なんとなく、外食〜の気分だったのだが、ではどこへ?となると、そこまでの情熱はなく、帰宅。そのあとが問題だった。途中、HyVeeで食材を買ったので、その仕込みに入ったところ、娘が手伝うよ、と言ってくれた。じゃぁお米を研いで、とお願いする。
ここでトラブル発生。彼女が研いだ水をこぼすときだった。特に強く言ったつもりもないし、ただ普通に、なんでまたそういうやり方?と疑問に感じたので、「ね、お水をこぼすときはこうやって・・・」と言いかけると、いきなり娘が怒り出した。
彼女の名誉のためにも書いておくが、もしかしたらわたしにお言い方が非難めいていたのかもしれない。でも、本当にそういう気はなかった。やりにくそうな、というか、それより何より、お米がこぼれそうだし、シンクにそってこぼすというのは不潔っぽくも感じたのだ。
が、彼女は、わたしはいつもそうやって彼女の方法を不満に思うのだ、と言って怒り出した。あそこまで怒るなんて、なぜ?と、こっちはこっちで、驚きを通り越して呆れてしまう。
それじゃぁ食事はご自分でどうぞ、と、わたしは寝室へ引っ込んだ。こういうときに食事なんて作れないぜ、と。
ベッドへ入ってiPadでネットサーフィンしているうちにうとうとしてしまったのだが、その間、娘が炊飯器のスイッチを入れたのだろう、いつものメロディが流れてきた。あ、自分で作るのね。では、と、そのままシャワーを済ませ、ベッドでくつろいでいたら、「食べる?」と、声をかけられた。「あら、いいの?食べても?」「いいよ」
見ると、まぁ美味しそうな唐揚げとサラダがテーブルに用意されている。それに香ばしいったらもう。
クックパッドを見て作った、という唐揚げは若干、火の通りが完璧でないのもあったが、とても美味しかった。これじゃもう独り立ちも大丈夫でしょう。nとのふたり暮らしでもバッチリだね、と話しながら、あ、もしかしてもうすぐ家を出て行くので、ピリピリしてるのかな?なんていう気持ちになった。あ、お互いさまか。
娘の引っ越しまであと2週間。こうやって一緒に暮らすことはもうないのだろうから(たぶんね)、仲良くしなくては、だね。
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