初暖房
10月
25日
7時起床。
珍しく夫もともに起床。仕事のスケジュール調整が必要だったみたい。
庭は霜で真っ白。歩くとしゃりしゃりと音がして芝が割れてるみたいな感じがするくらい。
ゴミの日なので、ゴミをまとめてcurbへ出す。昨日、不要そうな箱を夫に見て貰い、古いアダプターとかディッシュネットワークのコード?とか、そういうやつをやっとゴミとして出せたのが嬉しい。
昨日のことを書く。昨日は2つ、大きな進展があったよ。
ひとつはなんと言っても、International Women's Club English Classへの参加。
それほど期待せずに出かけたのだけどね、これが思いがけず楽しかった。そして、わりと大掛かりというか、大きな催しだった。母体が大学なだけあるな、と思った。
開催地である教会は簡単に見つかった(曲がる道を1本間違えて引き戻す形にはなったけど)。そして、何台もの車が駐車されているので、ふむ・・これはクラスのためなのか或いは教会の方々なのか、と思いながら中へ入った。
Child Careの部屋がすぐに見つかった。が、各部屋の張り紙にはアルファベットと数字の組み合わせだけで、何がどうなっているのかわからない。しばらく廊下をうろうろしていたが、訊ねる人も訊ねてくれる人もなく、しょうがないから思い切ってある部屋へ入って行った。その部屋は明らかに生徒と思われる人たちが座っていて、先生と思われる人が立っていたので。
名前を名乗り、今日が初めてなのだと説明した。先生であるその女性は、少し困惑した顔つきだったが、すぐにOh, Okay, Welcome!と迎え入れてくれた。札に名前を書き(誰かの名が既に書かれてある札の裏に書いた。その人はもう来ないだろうからと先生は言っていた)席に付いた。さきほど駐車場で出会った中東の女性の隣になった。
小さなグループだった。7−8名。後で聞くと10名くらいのグループらしかった。驚いたことにHomeWorkもあったらしく、プリントに沿って授業が進められた。Adjectiveの学習。へぇ〜、と感心した。結構ちゃんとした構成なのだな、と思う。
授業は2時間とのことだった。これにも驚いた。1時間、せいぜい長くても1時間半だと踏んでいた。が、途中、珈琲タイムをはさみ、2時間ということだった。この珈琲タイムもまた、交流の一環なのだなと後で思った。
珈琲タイム。これもね、最初は、きっとvending machineの珈琲かと思っていた。が、ちゃんとした珈琲が大きなポットに入っていて、皆がそこから注ぎ入れて飲んでいるのだった。その数の多さにまた驚いた。総勢70ー80名?だと思う。えーーどうなってるのーーー。
たまたま入ったクラスにいた日本人女性が、このコースが始まるときに能力に応じてのクラス分けがされたという話をしてくれた。そんなことも知らずにただそこへ入って行った自分。なんてことだ。しかし、その彼女が言うには、ラッキーよ、うちのクラスの先生はとっても人気なの、と教えてくれた。レベルとしては中間なのだと言う。「もしかしたらもっと上級でもいいかもね、mさんは」と言われ、いやいや、わたしの英語なんて全然だめ、中間くらいがちょうど良いの、と答えた。これ、本当の気持ち。
Thanksgivingに向けて、ある企画が進行中のようだった。クラブのメンバーをいくつかのグループに分け、それぞれをホストの家へ招待してThanksgiving Dinnerを体験させるというものらしい。そのグループ分けで、一緒になったYさんという女性がわたしを探していると、ある日本人女性が話しかけてきた。わけもわからぬまま、そのYさんと対面、挨拶を交わした。珈琲タイムが終わりそうな時間となり、そこそこ詳しい話も出来なかったが、その女性とわたしとは同じホストの家へ行くらしい。何か持参するのかな?よくわからない。Yさんの第一印象は、「暗そうー」ははっは。まぁなんとかなるでしょう。
後半の授業はあっという間に過ぎた。ノートもペンも持参しなかったわたし、iPadを持ってただけ良かった。なんとか形にはなったと思う。途中、隣のFがペンを貸してくれた。来週はちゃんと持って行かなくちゃね。
同じクラスになった日本人のひとり(ふたりいた)が、バスで来たと言っていたので、送ってってあげようと思っていたのに、授業の後にトイレへ行っている間にもう既に行っちゃったようだった。帰り道、他の誰かと寒そうに歩いている彼女を見かけたが、停車する場所もなく、仕方なく通り過ぎた。次は最初から送ってってあげることを言わなくちゃ、と決意。
帰宅すると夫と犬たちは散歩へ行っていて不在だった。寒かったのでココアを入れて温まってから、掃除機をかけた。犬たち(特にD)のいぬ間に、と思ってのことだったが、掃除機を駆け始めたところで帰って来た。
ランチは夫に誘われて、ダウンタウンのIndian Restaurant Buffetへ行った。思ってたよかスパイシーじゃなかったのが残念。でも、まぁまぁ美味しかった。
その後、免許証を更新。前回忘れてしまったGカードもちゃんと持って行ったので、スムーズに。視力検査のとき、灯りがすぐに消えるんですけど、、と言うと、ちゃんと額を白い板に付けないからよ、と責められた。担当官、ちょっと意地悪だった。なのに、支払いのために夫が来たら、いきなり態度が変わって笑顔まで。なんなんだ。
娘が翻訳のプレゼンをするというので、夕方、一緒に出かけていった。日本人作家の日本語の短編を翻訳したものの朗読。
一般人も来ていいからということで一緒に行ったのだが、これがなかなか良かった。アメリカ人でもシャイな人はいるんだな、とか、仰々しい身振りで一人芝居のように朗読する者とか、ネイティブスピーカーでない英語はやはり聞き取りにくい、とか。
親の欲目かもしれないが、娘の翻訳はいちばん聞き取りやすく、英語の流れも良かった。彼女には文才がある、と思う。まぁ親の欲目かもしれないが。
質疑応答の際、某男性から、グループで各々が区切られた部分を翻訳する意義とは何か、みたいなのが出た。作家に失礼なのではないか、というような主旨だったと思う。むぅーーー。ちょっと意地悪な質問、と思っていたら、娘が、翻訳というのは翻訳する者それぞれのスタイル、書き方があると思う。うちのグループは、個々のオリジナルをなるべく崩さず、それでいてグループ全体でも大まかな部分は統一することによって調整した。翻訳に色々な形があるということを見せても良いのではと考えたし、作家であるYTさんもまた翻訳家であるので、そういうのを見たかったのではないかと考えた。というようなことを答えた。おーーーー賢い!!と、心で拍手。的を得た答えだった。教授も嬉しそうにしていたし、作家もうんうん、と頷いていた。なんか娘が眩しかった。良いよ良いよーーー、と、これも親の欲目、かな。
と、それが昨日のふたつめの進展。
新たなことに参加していくのは刺激になる。こうして何かがまわっていくといいなと思う。
昨日は、今季初、で暖房を入れた。68F設定で、70Fくらいを保っている。かなり暖かさが違う。