there is no right answer
9月
9日
8時半過ぎ、B、下痢便あり。
ちょうど娘がバイとへ出かける時間だった。彼女を見送ってから、Bを綺麗にする準備を始める。新聞紙、使い捨てシート、ウェットティッシュ、引っ越し前に娘と泊まったモーテルの近くで買った大きめのウォーターボトル、などなど。
下痢は思ってた以上に酷く、作業は困難だった。出来るだけBに苦痛を与えないようにと思うのだが、腰に手を当てて腰を浮かせたりする度にゴツゴツとした骨の感触に悲しくなる。
やっと綺麗になりかけたとき、意を決してBのお尻の辺りの毛を短く刈った。これからvetへ連れて行くときに、汚れたままのお尻では良くないだろうし、この先も下痢になるかもしれない。清潔保持のためにも、と、短く切ることにした。Bは嫌がっていた。はさみの音が気持ち悪いのか、まだムズムズと下痢が続きそうなのか。
夫は9時過ぎに起きてきた。D&Cをまだ外へ出していないからと連れ出して貰ったところ、Cがまったくpeeをしない、と怒っていた。もしかしたら家のどこかにしてしまったのかもしれない、と言う。憤慨したからってどうにかなるわけじゃなし、落ち着くように言うのだが聞く耳を持たない。もしかしたら散歩に連れてって貰うのを期待しているのかも、と言うと、怒ったまま散歩へ出て行った。
帰宅後、2頭ともpoopはしたがCは相変わらず少量のpeeしかなかった、と言う。実はCは昨日、食餌のすぐ後にすべてを吐いてしまった。急いで食べたせいなのかもしれないし、ちょっとお腹の調子が悪かったのかもしれない。どちらにしても、その後、彼には食餌をあげなかった。だから水もそんなに飲んでいない筈だ、と夫に伝える。彼はそれでも納得していない風だったが、まぁどうしようもない。
夫、ようやくvetへと電話をかける。realtorのDが推薦したvetにするか、近くのvetにするか悩んでいたようだ。ネットでreviewを調べていた。わたしとしては、Bのためには近くが一番、と思っていた。すると、reviewもそちらのほうが良いということだった。夫は悩みに悩んだ末、やっと電話をかけて状況を説明、目には涙があふれていた。電話の前にも、彼はBに寄り添って話しかけ、泣いていた。彼のなかでは、別れる気持ちを固めているのかもしれない。
わたしの中の気持ちを書いておこう。
わたしの最優先事項は、Bを安楽にすること。痛みを少なくすること。良く休めること。食餌は食べられたほうがいいが、無理強いはできない、と思っている。経口薬が与えられないのであれば、水薬とか、注射とががないだろうかと希望はしている。でも、難しいのであれば、そのときはそのときなのかもしれない、と思う。苦痛を最小限にすること。それが一番の優先。
あと何日か様子を見る、ということが、自分たちのためなのかBのためなのか、答えは出ないだろう。そして、正しい答えというのはないのだろう。
vetの予約は今日の午後4時45分。
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