5月3日 右肩〜背中にかけて身体半分が凍ったように冷たい、そして痛い。肩凝りのもの酷いやつ、という感じで目が覚めた。それでもまだ真夜中(最初に目覚めたのは11時前、昨夜は寝たのが早かった)だったので、眠ってしまえば大丈夫だろうと、布団をしっかりとかけ直してまた寝た。 ところがまた痛み(凝り)で目が醒める。12時過ぎ。ちょうど「あまちゃん」の海女クラブのメンバーと談笑(?)していたときだった。自分の中ではこれは夢だ、という意識がうっすらある。このまま夢のなかで彼女たちに混じっていたい気持ちと、肩凝りをどうにかせな、、という気持ちとで、ぐだぐだ。 と、そのとき妙案が浮かんだ。 そうだ、みすずさんに頼んでサロンパスを貼って貰ったらいいんだ! なんでそんな考えが浮かんだのかわからない。(夢のなかで)みすずさんに頼めばきっと大丈夫、起きてしまったら駄目。さて、どうやったらみすずさんにサロンパスを貼って貰えるだろうか、さりげなくお願いして一緒にこちらへ来て貰わないといけない、自分がまだ眠っている間に。 そういう考えで、みすずさんを見ながら悶々としている。 そんな夢だった。 結局、目が覚めてしまって、みすずさんがサロンパスを貼るなんてことは実現するわけない、と(やっと)思い直して、リビングに行き、ひとりでなんとか背中のほうにサロンパスを貼った。あぁ惨め。 ・・・ Oまま&パパがやってきた。それまでどちらも実際に会ったことのない犬仲間だったが、今回初めて、一緒にLAまで行くことになった。彼らはVWの大きなワゴンでやってきた。芥子色の車体にVWというシルバーのロゴが光っていてとてもお洒落な感じ。なるほどやっぱり、と(なぜか)納得する。 我が家で一泊した後に、一緒に出かけることになった。Oままは起きた後、テキパキとキッチンに立って朝食をこしらえ始める。その間、わたしは、うちも出かける準備をしないと、とやや焦りながら支度をする。犬たちのためのベッドとかブランケットとか、、外は雨だからラグも持って行ったほうが良さそう、とか。 夫が同行するというので、ほっと安心。彼女たちの車に付いて行くにしても、LAまで車で行く自信がなかった。夫が一緒ならなんとかなるだろう。 朝食もままならないうち、Oパパが急かすような形で出かける時間になった。荷物を運んでいるとき、Oままが、「あーこの子、おしっこしちゃってるー」と言った。あ、Cだ!!と、すぐに思う。夫にCを連れ戻すように言うと、CはVWのワゴンから出て来た。あぁ、、、Oままが、「あーあ、びしょびしょ。うち、一度も失敗したことなかったのに」と漏らす。ごめんなさい、、、平謝りに謝って、夫にCのこと、ちゃんと面倒見てよ!と、ちょっと八つ当たり。おしっこ漏らしたんじゃなくて、あいつ、マーキングしたのよ、きっとね。夫とそんなことを言い合いながら、心中穏やかでないわたし。 いよいよ出かける、というとき、Oまま&パパが車の中から「じゃぁ、後を付いて来てね!」と言ってにこやかに手を振る。わたしはまだナイトガウンのままだ。まだ準備全然出来てないのに、、と思いながら、さっきのCの粗相のことがあったので「わかった!」と明るく言って家のなかへ戻ろうとするのだが、足が運べない。両足が痺れてしまって動けないのだ。ここここここで、また迷惑かけるわけには、、、そう思いながら、なんとか足を出そうとする。のに、動けない。あああああ、、、 すると後方から「冗談、冗談」と笑い声。それでふと、痺れが取れて、急いで家へと戻った。キッチンには夫がまだいて、何やら探している。ストーブの上には料理しかけの白身の魚がいくつか。時間がなくてそのままになってしまったのかもしれない。それにしてもOままは和食の朝食も作れるんだ(完成しなかったけど)、とやたら感心する。 犬たちの準備をしながら、自分の準備がまだ全然出来ていないことに気付き、愕然とする。が、夫に急かされ、とにかくいくつか着替えを詰め込む。 気付くとわたしたVWワゴン車の中にいる。結構、広い。犬たち(4頭)はのんびりとくつろいでいる。 途中(山の上のほう)で、誰かを降ろした。いつの間にか乗っていた女性。見たことあるが、誰だか思い出せない。オクラホマのほうへ行くので、ここまで一緒に乗せたんだ、いつもしてるんだよ、とOパパが話す。なんて心の広い夫婦なのだろう、と、感動。それから、なんでわたしたちまで同行しているんだろう、と疑問に思う。ふと見ると、娘も一緒にいた。なんか、犬だけじゃなく人間まで大迷惑の家族じゃないか、と後ろめたい気持ちになった。