あっという間
3月
19日
ここで書く最後の日記。あっという間だった。なんだかんだ、いろいろあったけれど、今になって思うのは、もうちょっと毎日を丁寧に味わったら良かったかなぁ、、ということ。いや、そんなことないかも。ちゃんと味わった。その軌跡はここに書いたとおり。日記の良いところはそこだ。書いてなかったら、何が起きたか、何をしたかなんて、ちっとも覚えちゃいないのだ。
今朝、姉1に起こされ、彼女を職場まで送って行く。昨日は帰り道で迷って遠回りになったので、今朝は慎重に。途中までは良かったのだが、なんのことはない、また迷って全然違う方向へ出てしまった。
家に戻ると姉3がパジャマ姿のまま困っている。母の体温を測ったところ、36.2度だと、デイに連絡すると、37.0度までなら来てくれていいですよ、とのこと。母の様子をみると、調子は良さそう。なおかつ、デイに行きたいとも言う。昨日はお風呂に入っていないし、母の見た目も良く、また動きも良くなっていたので、思いきってデイに送ることにした。
姉3とその後、霧島の窯元さんのところへ向かう。先に新燃莊の温泉へ。今朝pになったので、ちょっとヒヤヒヤ。しかし良い温泉だった。今回行ったところで第一だったと思う。白い湯。顔に湯の花を塗りパックした。綺麗になったかどうかは、、、、?
窯元さんとは2年振り。髪を短く刈っておられて、雰囲気が変わっていた。相変わらず優しくて 頑固。感謝saleでの売り上げを6:4で良いと姉3に言ったらしく、姉は恐縮していた。わたしはお土産にと、マグカップをいただき、これまた大恐縮。
母のお迎えに間に合うよう帰宅。途中、サンクスでおにぎりを買って食べながら帰った。姉3は体調悪く辛そう。
帰るための支度をしていると、母にどこへ行くのかと訊かれる。ーどこへも行かないよ、今は、と答えておいたが、胸が痛んだ。
姉3、バイト料にと、25000円を払おうとするので、頑なに断わった。あんたがいたから出来た、と言う。どこにも遊びに行けずに、と言う。その言葉だけで充分。お金なんて貰えない。でも、姉がどうしてもと言うので10000円だけいただいた。また、明日、姪っ子と食事しなさい、と5000円。姉の顔を立てていただいた。姉3、泣いていた。わたしも悲しくなったけど、一緒には泣けない。元気に振舞っていたら、あんた、元気ね、、と言われた。
夕飯は姉の作ったパスタ。わたしはその間、コインランドリーで乾燥機にかけたりしてた。
姉1、10:00過ぎに帰宅。今夜の送別会幹事で最後までいたらしい。わたしと姉3は最後の晩餐でワインを。ー姉3は具合いが悪かったにで、食欲もなく、ワインも進まなかった。かわいそうに。
今夜で最後だなんて、信じられない。来年は母の米寿。それまで元気でいてほしう、それだけだ。
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