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  • ユメモ(そのみ、大地震)

ユメモ(そのみ、大地震)

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1月4日








大地震が来るという。
その前に充分な準備をしておかなくてはならない。

とにかく家を片付けよう。近隣の人々もその準備で皆、忙しそうだ。

近所のおじさんがふたり、訪れる。町内会の幹部?よくわからないが、何やら指示をしていく。地震が来たときに、また集まるのだそう。なぜかわからないが、ふたりとも頭からカツラをはずし、置いて行く。どちらも脂ぎっていて、持つとずっしりと重かった。


家の外回りを片付ける。ペットボトルやら瓶やら、これまでにリサイクルに出さなかったものが大量にあって、猛反省。姉に、これじゃ駄目だから、これからちゃんとしようね、と話す。

隣の人が手伝ってくれ、やっと外回りも整えられた。

わたしたちは家を売りに出そうとしているらしい。姉が、今まで見に来てくれた人がこの家を買わなかったのは、このゴミのせいかも、と言う。これからはゴミを片付けておけばいいね!と、明るく言う。

いよいよ地震が来る、という時間だ。

わたしはカツラのおじさんがたが来たらすぐに渡せるように、と気になって仕方がない。しかしあのカツラを触るのはもうごめん、、、、


ところで、飲み会の時間が近い、、、こんな日でも飲み会、するのかしら?



 ・・・・・・



職場の飲み会に出かけた。
行くかどうしようか迷っていたが、ややや、行くわ!と決まってからはなぜかもう飲む気満々。

飲み会へ行くバス?の中。屋根のない屋上の席に座っている。右側に海が開けていて、キラキラと光っている。ちょっと強いくらいの潮風も気持ち良い。小型の船上タクシーが海面を滑るように走り、その後、空へ向かう。ごくごく日常のことらしい。ただそれを見て、綺麗だなぁーと思っている。

巨大な塔のようなものも見える。誰かの家だと思うが、高い塀で囲んだような造りになっている。しかしまだ建築途中?よくわからない。海の上にそびえ立つ不思議なモニュメントのようでもある。


携帯を開いてみる。誰からも連絡なし。今日は飲むぞ、と誓う。


どこかの宴会場。異常に長いテーブルが2列並んでいる。左側のテーブルがわたしたち用らしい。右側には男性ばかりの会社なのか?そちらも宴会らしい。

皆が持ち寄ったものが並べられる(ガラクタにしか見えないが)。幹事がうまく仕切っているようだ。ゲームの景品か?あと、テーブルの上にはおしぼりなんかも用意されている。わたしは何も準備していなかった。飲み物だけでも持ってくれば良かったが、、、まぁいいや、と開き直る。

幹事はそのみだった。(そのみ!!懐かしい!!)
あとのメンバーはてんでバラバラ。看護学校時代の友人もいれば、訪問看護時代の同僚もいる。不思議なメンバーが一堂に会し、しかしそれは同職場の飲み会という設定なのだ。


ふと気付くと、4時半だった。わたしは携帯の中の写真を眺めてはにへらにへらと笑っている。某一枚をよーく見ると、宴会場ではなかった。どこかのスナックっぽい。なんだか知らないがボックス席が写っている。もう一度、時計を見る。4時半。

あああああ、今日は仕事なのに、、、と、後悔の嵐。仕事、、、仕事は、、、6時からだっけか?えええ?大丈夫か?わたし???

友人が、マコちゃん、楽しそうに飲んでたし〜〜〜、と言ってからかう。写真いっぱい撮ってたよね、と言う。そうなのか、、、後でもっとよく見なければ、、、しかし、、、仕事、、、仕事、、、


娘が「まみぃ、早くーーー」と声をかける。わたしは千鳥足で彼女を追う。夫が迎えに来てくれたらしいが、例によって、車はかなり遠くに停めた模様。海の見える崖を登る。娘はスプレーのようなものを顔に吹き付けて、「お化粧直し」をしている。顔は〜顔は〜女の命〜♩なんていう歌を歌いながら。変な歌だ。わたしも彼女も、腰に巻きスカート(足首まである長いやつだ)をつけている。彼女もどこかへ飲みに出かけてたのか?

崖を登り切ったところで、娘が「わたし、おトイレに行ってくる!」と言って、ビジネスホテルの中へ入って行った。夫はどんどん先を行くので、それを伝えられない。わたしもトイレに寄るか、、と思う。

しかし、このような状態で仕事へ行けるのだろうか、、、どうしても不安が拭えない。





 


#ユメモ

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