初夢、
1月
2日
懐かしい友からビデオレターが届いた。正確に言うとビデオではなくDVDなんだけど・・
友はショールームのようなところで(彼女の今の家らしい)、誰が撮影しているのか、カメラに向かって流暢に、にこやかに、清々しく、でも彼女らしさである謙虚さをもほんの少し漂わせながら、こちら(わたし?)に向かって丁寧な挨拶を始めた。大きな、仕切りのない空間。やや隅のほうにあるらしい白い大きなひょうたん型をしたバスタブに軽く腰掛けて、まったくの笑顔で。奥のほうはぼやけているが、キッチンなのか?よく見えない。何人か、談笑している様子が見える。ホームパーティーを開いているところなのかもしれない。
DVDレターには普通の手紙も添えられていた。
「実は今度、レポーターのお仕事を始めることになりました。TVデビュー!!近々、仕事で岡山のほうへ行ってきます。うまく出来るか不安はあるけれど・・・ずっと思ってた自分の夢だから・・・頑張ってきます!」
へぇ〜っ!! 驚いた。そんな夢があったなんて、わーーーわーーわーーーー!本当に、びっくり。彼女が、TVの仕事だなんて!!
なるほどそれでDVDレターだったのか・・と、納得する。とっても上手に話せてた。彼女はとびきりの美人だし、芸能界でもきっとうまく行くだろう。それにしても旦那さん、よく承諾したなぁ。。。
とにかく彼女にお祝いを言わなくちゃ。わたしは彼女の家に向かった。なぜか自転車で。しかもトレイにチョコレートブレッドを乗せて、、、片手運転、、、
彼女の家に到着すると、彼女はいつものように大袈裟なまでの歓迎ぶりを見せ、大きな声できゃーきゃー騒いでいた。わーなんでーーーいいのにーーーもうーーーわーーわーーー、てな感じ。
彼女のふたりのこどもはもう大きくなっていて、上の娘さんなんかいつの間にかヤングレディ、彼女によく似てる。下の男の子は旦那さんにそっくり。不思議なものだ。
それぞれ再会の挨拶を交わした後、彼女と話す。彼女はこの仕事のためにオーディションを受けたのだそうだ。そしてインタビューで、某作家から「この仕事には自分の意見を主張出来る質が求められる。残念ながら、あなたにはそれがないように思う」と言われたのだそうだ。「だからね、絶対駄目だ、って思ってたの」
それなのに採用の通知が来て、あれよあれよという間に番組も決まって、彼女自身、「夢みたい」で驚いている、ということだった。こっちもびっくりよ!
あなたなら大丈夫、きっと大成功よ!そう言うと、彼女はありがとうありがとうと頷いていた。その姿に彼女の真剣さが伝わって来た。と同時に、旦那さんとふたりのこどものことが気になった。食事とか大丈夫かな、、普通の学校だけじゃなくて日本語学校にも行ってたよな、、、とかね。
帰りしな、旦那さんと旦那さんのご両親までいらして、わたしを見送ってくれた。このとき初めて、ボロッこい自転車で帰ることを恥ずかしく思った。なんで自転車なんかで来たんだろう、、、
彼女は大きな笑顔で見送ってくれた。わたしに、相変わらずだねー!!と言っていた。そっか・・そうかもしれんな、と、妙にすっきりとした気分になった。
・・・
姉1の家へ出かけようというところ。
その部屋にいるのは、わたし、姉1、姉3。姪と娘もいた。わたしは彼女たちに、新しいMDプレーヤーだかの接続を見せている。
出かける間際になって、姉1から、わたしは「来ないほうがいいと思うよ」と言われる。
えーーなんで!?
督促状が来たみたいよ、例の。
はぁ?
アトムから来た、って。50万に膨らんでたらしいよ。
わたしに?
あなたが借りただかなんだかの。
そんな覚えはない。
が、義兄に迷惑をかけるわけにはいかない、と思う。姉1の冷ややかな態度に身がすくむ。
50万ならすぐに支払える。と、思う。とにかく至急支払いを済ませてすべてチャラにして貰えば・・・自分の口座に入っている$は日本円にすると800万にはなる・・・50万なんてたいした額じゃないし・・・などと思ったのだが、その直後、あーー違う、800万じゃない、80万だ、、、と気付く。50万出しちゃうと30万しか残らないよ、、、どうしよう、、、
頭のなかで色々考えているうちに、一体なんのお金だったのだろう、と変に思う。何かを買った記憶はない。借りた記憶もない。忘れるほどに昔のことだったのか?それとも、わたしじゃない誰かの間違い???
姉1はもう出かけるところだ。
わたしは姉にもっと詳しいことを訊きたいと思うのだが、躊躇している。どうでもいいから50万支払ってしまったほうがいいのかもしれない、と思い始めている。
ーーーーーー
ふたつの夢。なんだかどっちもちょっと哀れというかなんというか。
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