ボンボン gearing up/トゥネイル
10月
12日
4時55分。ちょいと憂鬱な出勤。ほっそーーーいお月さんがにやりと笑って浮かんでいたよ。
6時前、相棒JFと合流。JF曰く、ボンボンはやっぱり怒ってるっぽい、と。気にしなさんなよ、そんなの、ボンボンが未熟だってことだよ、と、わたし。
朝、7時与薬のレジデントが数人いる。が、薬がない、とJFが言う。結局、BSが帰った後にJC(前のオンコールナース)が到着したのだが、オフィスの鍵が変えられていて、中へ入れなかったのだと言う。もちろん、薬はその中。
「じゃぁ誰が薬を配布するのよ」わたしの問いに、JFが「ボンボン・・・」
思わず、WHAT!!!と、大きな声を出してしまった。
ボンボンは8時45分頃には来ることになっている、と、いうのをオンコールのCBからBSを介してやっとわかる。とにかく、与えられた状況で仕事するしかないわたしたち。
そういうワケで、薬の確認、配布などをボンボンがやった。最初にわたしが呼ばれてやりかたをちょこっと教えてダブルチェック。薬のエラーは一大事、といのはよくわかっているようだった。それなりに頑張っていたと思う。そう見えたよ、一応ね。
で、今日のボンボンを見ていてわかったこと。彼は「短気」だ。そっかーそういうことかーーー、と納得。短気だけど、それを必死で自制している感あり。まだ若いんだな、やっぱり。あと、自分の能力以上のことを求められると、ちょいとパニクる。まぁそれは誰だってそうかもしれないけれど。そういうとき、顔とか態度に出さずにいればいいのだけれど、出しちゃう。5秒間とかだけど。歩き回ったり、大きく呼吸して立ち止まったり、上を向いて「あーーーっ」と言ったり。そういう感じ。
JFは、「ボンボンはやっぱりわたしに対しては距離をとっている感じがする。やっぱりわたしのことは好いていない」と仕事を終える頃にまた言っていた。わたしは、実は自分自身のことをちょっと心配していたのだけれど(どんな風に思われているんだろう、ってね)、彼はわたしに対してはとても好意的だった。拍子抜けしたくらいだ。
でも、わからんね。
JFのことは、好きじゃないとか、そういうのではないと思う。きっと、話しにくいのだろう。彼女はズバッと物を言うし、容赦ないし、それよりも、的を得ているし。たぶん、あの日の面談でのJFらの言葉が気に入らなかったのだろう、なぜって本当のことだから。
まぁでも、全体的に見て、ボンボンは、よくやっていたと思う。頼る人がいなくて(今日はナースBS不在、Tも来訪せず)俺がやらな!って感じだったのかもね。良いことよいこと。そうやってどんどん引っ張ってってくださいな。
今、シナモンロールを作っている。もうすぐオーブンに入れて焼く。明日、職場へ持って行くつもりだ。このところ、みんなキツキツで大変だったものね。甘いものの差し入れ。
**追記・・・シャワー前にトゥネイルをカット。前回がいつだったかは・・調べていないけど、結構、長かったな。