降船
9月
27日
おはよう、さん。
今日は休み。あけがた、あまりの冷気に目が覚めた。トイレへ行く前に窓を閉めたくらい。馬鹿だった、昨夜、窓を開けたままにしておいたのだ、日中に気温が上がったから。しんしん、と、寒かったよ。それでうちの寝室の窓と、向かい側のPCルームの窓とを閉めた。気になって室内温を見たら64F(17.8℃)となっている。あ、そんなに凄い気温でもなかったか。
夢を見た。のを思い出した。(なので、今のうちに書いている)
島にいる。
この島は友人の住んでいた島で、わたしは一度だけ訪れたことがある。
友人と一緒にフェリーに乗った。途中、友人がわたしに「チケットは買ったのか」と訊くので、「あ、買ってくるよ」と言って、どの区間で買えばいいのか迷いながらも適当に選んだ。車の分はどうなるのだろう?彼の分は彼が出すのかな?いや彼のことだからもう買ってあるのだろう。なんて思いながら。
島では友人の奥さんがもてなしてくれた。懐かしい、やさしい彼女。穏やかな、独特の口調で話しかけてくれる。彼女は友人のことを名前に「さん」を付けて呼ぶ。その手前、いつも呼び捨てにしている友人のことを、こちらもさん付けで呼ぶべきかな、、とか思う。が、声が裏返ってしまいそうなので、名前を呼ばずに済むように心がけている。
「Sさんは、ずっと、あなたにここに来て貰いたがっていたのよ」奥さんが言う。わたしが今回この島に降りたのは、チケットの買い間違いだったので、ちょっと後ろめたい気持ちになる。それに、日程が狂ってしまったのを後悔している。友人は、わたしのことを、何をやらせてもうまく行った試しがないよな、的な顔で笑って見ている。どうも、腑に落ちない。
「大阪までのフェリーだと楽なんだけどねぇ、でも、車で5〜6時間はかかるからねぇ」
大阪と島を結ぶフェリーがあったなんて、知らなかった、、、と驚く。
フェリーに乗っている。
また、チケットを買う。よくわからないが、とりあえずの区間で買っておく。
降船のとき、チケットを差し出すと、大袈裟なユニフォームを着た女性が、「このチケットではここで降りることは出来ません」と言う。「不足分を払いたいので、どこへ行ったらいいですか」と訊くと、「それは出来ません」の一点張りだ。困った、、、待合室では、姉と姪っ子が手を振っている。ロープのところまで近付いて来たので、状況を説明すると、なんとかなるでしょう、と笑って言う。そっと出て来たら?とかも。
チケットを受け取っているのは3人の女性だった。それを遠目に見ながら、彼女たちの気付かないうちにそっとこのロープの下をくぐって出て行こう、と思う。姪っ子が、興味津々の顔でわたしを見ている。もうなんでいつもわたしだけこういう目に合うの???泣きたくなるけど、どこか可笑しい。
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