5月15日 明けるのが早くなった。職場へ向かうとき、もう車のライトが要らない。 娘の話をよくよく聞く。途中で、怒りそうになったけど、踏ん張って、よくよく聞く。怒るのは何かが引っかかるということ。何かが引っかかるということは、自分でそれがどこか違うとわかっているから。そうでなければ、気にもならないのだ。 夜、夫が帰って来てから機嫌が悪い。何かあったのかもしれない、なかったかもしれない。それにしてもその嫌な空気というものはこちらの気分にまで浸食してくる。 明日、娘の車を取りに出かけることになった。彼女とわたしとふたりで行けたら良かったのだが、夫も行くと言う。彼の名義のクレジットカードだからというのが理由だ。チェックを切れば良いようにも思う。明日の彼の様子次第ではチェックを使うことを強く推してみよう。 父と娘、口論。 娘は泣いていた。父は心を閉じていたのだろうか。 今夜は娘とふたりで眠る。