人の気も知らず?
5月
11日
娘に譲った(というか貸している)車が故障したらしい。昨日の電話ではvsc lightが点いている、というもの。なんのことやら?ではあるが、点灯しているということはなんらかのトラブルがあるということなのだろう。
わたしはどちらかというと楽観的な人間だ。くよくよしたってはじまらない、と思って忘れてしまうほう。一方、夫はどちらかと言われるまでもなく、その真逆である。とにかくネガティブ。何事も最悪の状況を想定してしまう。そうすることで事前準備をするのならまだ良いのだが、ネガティブムードをまき散らすうえにちっとも建設的ではない。いや、それはちょっと違うか。彼は彼なりに準備はしているのだと思う、端からそうは見えなくとも。
とにかく、ディーラーショップに見せる前に、そのvsc lightというものが何を示すのかを、auto zone(車のパーツ屋?)なんかで無料診断して貰えるらしいことをネットで検索しているうちに知った。早速それを娘に伝える。心配性な夫は「BFを一緒に連れて行けよ」と念を押していた。小娘がひとりで行くよりは相手にして貰えるだろうし、ぼったくられることはないだろう、という計算。なんだかなぁ・・・あの夫が、BFに頼めよ、なんて言うくらいだから、よっぽど心配だったのだろうと思う。いつもだとBFの話にならないようにばかりしてるくせに。笑っちゃうよ。
で、楽観的なわたしは彼女の車のことなどすぅっかり忘れて、今日はせっせと花を買いに出かけ、せっせせっせと植えたのだ。鉢に。じょうろ(アンティークなやつ)に。ハンギングバスケットに。地面に。
夫はというと、「今年はガーデニングはあきらめるよ・・・腰が痛むし・・時間がないし・・」と言って溜め息をついていた。やりたいならやれば良いのに。と思いつつ、まぁそのうち始めるだろうと、あまり気にもせず。
しかしわたしが作業に没頭している間、夫は娘と何度か電話でやり取りしていたらしい。もちろん車のことで。
総括すると、例の点灯はなんでもなかった(コンピューターの誤作動)らしい。が、水温形が上昇していて、お水を入れるよう言われたので入れてみると・・・ラジエーターから水が漏れていた!のだと言う。(ラジエーターというのは、娘はもちろん知っているわけではなく、彼女の話からわかったらしい)
はちゃー、、、という感じ。でも、しょうがないでしょ。修理して貰うしかないでしょ。と、わたし。
彼女ひとりではどうにも出来んだろう。もう運転出来ないんだ、あのまま運転していたらエンジンが壊れてしまうんだぞ。と、夫。つまり、誰か(信頼のおける大人)がまず彼女の車を見て、それからホースからの水漏れであるならパーツだけ買ってわりと簡単に修理(交換)する。或いは、ディーラーへと持って行く。
というわけで、夫は急遽、休みを取った。明日、義父と一緒に娘のところまで出かけて行くのだそうだ。なんという行動力。
一緒に行くと言ってくれた義父はというと、「実は明日はわたしたちの結婚40周年記念日なんだよ」 えーそんな日にいいの?って、たぶん義母も一緒に行くかも。
さて、当の本人はというと・・・わたしからそれを娘に伝えると、「えー悪いよ、そんな大事な日に。それなら明日でなくってもいいよ。日曜日でもいいよ」「日曜日は母の日だから余計に良くないんだよ」「えーじゃぁ月曜とか火曜とか、ダディが休みの取れる日でもいいよ」「あなた、運転できないんだよ?どこにも行けないんだよ?仕事にも行けないんだよ?」「いいよ、それでも。仕事はどうせ休みに入ったし、2〜3日どこにも行けなくても平気だよ」
なんてのんきな、、、のんきというより能天気か。
ってことで、ついカッカと来てしまって、またまた口論になってしまった。人の気も知らないでそんなのんきでいられるなんて!ってね。
でも、電話を切ってからふと思ったのだ。人の気も知らないで、なんていうのはおかしなことだ。勝手にやってあげようと思ったのはこちらなんだから、それはおせっかいだったのかもしれない。では、ここはひとつ、娘がひとりで処理できるよう、一歩下がって見守るのが良いのではないだろか?
そう思ってテキストを送ると・・1通目で書ききれなかった続きを打っているうちに娘から電話が入った。わたしはまだカッカ来てたので、夫に電話に出て貰って、自分はシャワーへ。
なんだかんだ、夫と娘は明日の予定をひととおり話したらしい。やっぱり行くみたいね。わたしは仕事だから関係ないけど。
それにしても疲れたよ。花植えの作業のおかげで腰から背中がピシーーーッと張っていて痛い。
もう寝よ。
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