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two o one two

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3月1日







おはようよろしくね3月 :)

元同僚Dが去って?から1週間経過。相変わらず彼女から上司への連絡はないらしい。
「もう電話は来ないと思うしこちらからも連絡することはない。Dのロッカーの荷物を箱に詰めて処分しようと思うんだけど、どうかしら・・それともあなたがDのところへ届けることは出来る?」
Dといちばん親しかったNへの上司の言葉。はぁ?という感じ。自分が動けよ!でもNは「出来ると思う・・」と承諾していた。これもわからん。けどたぶん優しさなんだろうね、ふたりなりの。わたしはこういうところは冷たいのかもしれない。自分が上司の立場であれば箱に詰めた後に自分のオフィスに期間限定で保管。その後に処分。Nの立場であれば断る。断ったうえで、上司にその処分を任せる。


某レジデントさんのシャワー介助をした。介助といっても殆どのことは彼女自身で出来る。わたしたちがするのは事故がないように見守ること、彼女の手の届かない部分(背部や下腿など)を洗うこと。シャワー後、その老女がこんなことを言う。名前は出さないけれど、ひとり辞めたでしょう。わたしは「そうですね。彼女はもうここで仕事はしていません」と答えた。老女はふっと笑ってから、こんなことを話し始めた。

シャワーのある朝はね、いつもお願いしていたのよ。どうかM(わたしのこと)かNが来ますように。あの子じゃありませんように。どうしてかわかる?彼女には何度か来て貰ったことあるけど、なんにもしないの。なんにも!彼女に背中を洗って貰ったこともないし、わたしの足下なんか、見たこともないんじゃないかしら。
わたしの夫は農場主だったんだけど、干し草を巻いて保管する時季には高校生の男の子たちに手伝って貰っていたの。どの子もよく働いてくれたんだけど、その中にひとり、手を出さない子がいたのよ。そのことに気付いた夫は彼に言ったわ。「1,2,3,4,誰もがひとつずつ持っていく。君は3つ目、いいな」彼は夫に言われてしょうがなく働き始めた。でもね、夫はもう次から彼を雇うことはなかった。
わたしね、彼女を見てて、あの男の子が思い出されたのよ。人と同じようなことをやっているフリをして、同じ報酬を得ようとする。わたしそういうの大嫌い。

手厳しい意見。でも、しっかり的を得ている。Dはこんな風に見られていたなんて、知らなかっただろうし、きっとこれからも気付くことはないだろう。

もう充分過ぎる程に大人になった彼女に、何が言えるだろう。たとえ言ったとしても、彼女には理解出来ないのではないかと思う。理解出来る心があったのであれば、ここまで酷くはならなかった。筈。

今頃何をしているのやら。仕事をしないではいられないだろう。でもこの町ではもう就ける仕事先はないかも・・・。自分で招いたこととは言え、、、やけっぱちになって自堕落な暮らしへと落ちていくことのないよう、願うばかりだ。





#日記

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