サウスポイント
2月
2日
にんにんにゃくにゃくの日。
「サウスポイント」は一日くらいで読み終えてしまった。おとといの晩に残すところ5ページくらいで眠って、翌朝(昨日の朝)フィニッシュ。
本当は読み終えたくなかった、勿体なくって。長編小説じゃない短い話だからすぐに終わっちゃうのはわかっていたけれど、まだあの話の中にいたかったのと、日本から持って来た文庫本が少なくなる(もうあと2冊しかない)のが辛かったのと。
と言いつつ我慢出来なくなって読んじゃったんだけど。読後「ほっ 。」とした。この先どうなるかは読者に委ねられ、まぁそうだよねと納得し。
しかし、ハワイ島に行きたいなぁー!という、前々からの想いを存分に引き出して(掘り返して)くれたよ。次はオアフじゃなくハワイ島。と決めてから十数年。あぁやっぱり行きたい、ハワイ島。。。
ところでこの本、気持ちをあっためてくれたものだとばかり思っていたのだが、実は随分と落ち込んでしまっていたらしい。昨夜、娘とテキストで話をしていたら、わざわざ電話がかかってきて、Are you okay? You sound depressed... と言われてしまった。いや、そんなことはないけど?と言いながら話をしていたのだけれど、あぁーそうかも。じわっと落ち込んじゃったんかも。と、思った。彼女にも言ったが、作中の母親の「薄さ」みたいなのが自分と重なり、嫌気がさしたのだろう。自分らしく生きているのはいい。いいのだけれど、自分である前に(という言い方は不適切かもしれないが)「母親」であってよ、と思う。役割としてとかじゃなくって。
自分はどうだったろう、と、ぐるぐる反芻していたのだ、自分のこれまでを。
その辺りのことを昨夜久しぶりにエンピツに書いてみた。やけにしんみりしちゃって。なんだろね、まさかミドルエイジクライシス!?いやそこまで深刻じゃぁないと思う、根が能天気だから。たぶん『久しぶり〜』のひとりの夜だったからかもね。
雨降りか?と思って耳をすましていたが窓の外はまだ真っ暗でよくわからなかった。その後に犬たちを外へ出すと雨なんか降ってなかった。そして、ついさっきリビングのカーテンを開けるとちょうど東の空が赤く染まってきていて、良い天気になりそうだとわかった。2杯目の珈琲をのんでいるとお腹がしくしくしてきた。嫌だなぁ、、、Tumsを噛んで様子を見ている。