普通に「日記」を書く
1月
24日
歯科に罹った。
気楽に構えて行ったのに、驚きの大掛かりな処置となった。
考えてみればわかり得たことだったのにね。あまり考えないようにしていたせいだと思う。
麻酔を打たれてガリガリやられて、予定通りの約2時間。口の右半分が麻痺したままの帰宅となった。帰ってから鏡で見ると、2カ所縫合されていた。
仮歯の充填材(というのだろうか?)は日本製だと担当の歯科医が言っていた。「日本製のはとても優れていて僕は大ファンなんです」
ほのぼのするりとした顔の歯科医が嬉しそうに言った。顔のほとんどはマスクで隠れていたけれど、輝くような白い歯を出して笑っていたと思う。わたしも欲しい、輝く白い歯。
帰ってからしばらくすると、なんとなくじくじくしてきたので、早々に痛み止めをのんだ。麻酔(麻痺)はなかなか消えず、お腹が空いてたまらなかったので、止められていたけれど、食事をしてしまった。こんな状態だったので、今夜は町のチャイニーズをテイクアウト。えびとブロッコリーをいちいち小さくカットしてから、口の左側だけを使うようにしてゆっくり食べた。美味しかったけれど、ちょっと不憫な気分になった。
麻痺は食後30分くらいしてから、完全になくなった。待たずに食べて正解だった。そんなに長くは絶対に待てない。
面白いTVは何もやってないね、と言いながらしばらくTVを見た。8時からは、Two and Half Men を見た。今日から普通の日記を書こう、毎日書こう、などと思っていたのだが、番組では、Charlie の日記が見つかってそれを読んでいた。なんて奇遇。
薬のせいか眠気が強く、下肢がふにゃふにゃと気持ち悪くなった。もうこれ以上は起きていられない、、、と、ベッドへ入った。ベッドで、「しゃべれども、しゃべれども」を読破。帰国中に読んだのをここへ戻って来てからまた読み返し始め、全部読み終えた。脱力感。
それから電気を消して、泥のように眠った。
という、昨日の日記を今、書いたところ。