衆議院選挙結果(241028)
10月
29日
自公が過半数割れし、野党が大躍進する結果となった今回の選挙。選挙演説中の各野党の主張は自民党の裏金問題批判ばかりに聞こえ、具体的な方向性を示すそれが効果的に働いた結果にしか見えないように思える。
裏金問題批判をする前に、そもそも裏金問題はなぜおこるのかなど全国民(自分も含め)がどこまで分かって投票しているのか疑問に思う。
一方で、ある地域ではテレビ番組によく出る候補者が15年ぶりに国政に復帰、などという報道もなされ「やはり」などと思う場面もあった。その候補者は持論を展開しわかりやすい主張を平時(選挙時でない時)にTV番組で語っており、分かりやすかった印象。
「裏金問題の候補者や自民党はけしからんから投票は自民党以外にしておこう」だけで決められているとしたら、それはそれでこの国全体の停滞に繋がるような気がする。
例えば消費税をゼロにするなどといった主張を掲げる野党候補者もいたが、それには仕組み全体(権力を含む)を根本的に変える必要があり、現状では実効性に欠けるように私には思える。
有権者も日常から政治に関心を持って情報収集し、国(世界情勢の中の日本)や生活を思い、候補者を見定めて投票できると良いなぁなどと(少し自戒も含めて)思う議席確定報道がされた選挙翌日。