ちょっと昔の話ですが、学生の頃に、たまに散歩をしていた海のそばに、液晶ディスプレイの、巨大な生産工場が建てられました。その関係か分かりませんが、河を渡る大きな橋が建設され、道路も舗装され、周囲は大分、様変わりしたと思います。
液晶ディスプレイに関しては、皆さんご存知の通り、あまり良い結末ではありませんが、私は価格競争以前に、気になる点がありました。
ニュース報道としての発端は、「地デジ化に伴い、テレビの買い替え時」という話から始まったと思います。ここで、何年も使っていた、我が家のテレビを買い替える人達が多かったのではないでしょうか。
その後数年して、「これからは薄型・液晶テレビの時代」という流れが来ました。既に、買い替えた人が多かった印象があります。PCのように、そんなに何度も、テレビを購入する人は居ない気もします。
奇妙なのは、それでも各企業が本腰を入れて、液晶ディスプレイに社運をかけているように見えた事です。
あの巨大な工場を建てる意思決定は、ハンパじゃなかったと思います。多国籍企業に負けられない状況だったのか、これからは液晶ディスプレイが来るという、確度の高いマーケティングの結果が出ていたのか。興味あるというと語弊があるかも知れませんが、その辺がとても気になります。
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