2013年2月 年次総会報告-2013年活動方針
初めに-総論
商工会会長 矢代 道也 Mitsui & Co., (U.S.A.) Inc.
近藤前会長の後を引き継ぎ、2013年度の会長を勤めることとなりました。50年以上の永い歴史をもつシアトル日本商工会「春秋会」の伝統を継承しつつ、今年一年、会員の皆様方はじめ役員・理事の方々及び事務局と良くご相談しながら新たな1ページを加え、次代にバトンタッチしたいと考えております。
当商工会会則にもあります通り、会員相互の親睦、子女教育の充実、地域社会との交流を活動の3本柱として、会員の皆様方に「入ってよかった」、「入っていてよかった」と思って頂けるような運営を目指して参ります。
これら3本柱に直結する基本的な下記活動についてはしっかりと継続していきます。
1. 子女教育の充実(教育部会):
シアトル日本語補習学校運営への支援・協力・関与
2. 地域社会との交流(交流部会):
日米協会及び米系団体との各種合同イベント開催と秋祭りへの参加
3. 会員相互の親睦のための行事企画運営(経済文化部会):
スポーツ観戦、総領事杯ゴルフ大会、新年会
また、近年当商工会の加盟企業数及び会員数が減少しておりましたが、昨2012年度には会員企業資格及び会費の見直しにより減少傾向に歯止めがかかり、増加に転じました。2013年はそれを一層推進していきたいと考えております。
最後になりましたが、会員の皆様方の積極的な御参画あっての商工会活動・運営と了解しております。何卒、皆様方のご支援・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
以 上
教育部会
部会長 坂井 一臣 Sojitz Corporation of America
一昨年、40周年を迎えましたシアトル日本語補習学校では現在、幼・小・中・高を合わせて、650名を超える園児・児童・生徒が在籍しており、全米でも高い評価を戴いている質の高い教育活動が維持されております。 これらは厳選な編入学面接の他に、学年末実力テストを含む進級、進学基準の設定、また校長、教頭、事務総長、主幹、副主幹職を置いた補習学校運営組織の強化等、ここ数年来の改革の成果によるものと評価されるところであります。
今年度につきましても、引き続き、当シアトル日本商工会の活動方針に沿いまして、シアトル日本語補習学校の高い教育水準と安定した教育環境を維持する為、下記項目を活動方針として取り組む予定です。
1. 補習学校の充実
• シアトル日本語補習学校の教育サービスの品質向上を目的とした教職員研修への支援
• 安全で安心な学校作り(警備員の配置、保護者見回り当番、避難訓練)へ
• 図書や教育機器の充実
• 現地学校との友好関係の維持(オープンハウスの実施)
• カウンセラーの常任配置(月2回)
2. ベルビュー市教育関係者との友好関係維持
• シアトル日本語補習学校主催として3名の現地学校教員の日本への派遣事業
(日本文化への理解促進)=本事業は今年度25周年目を迎えます。
• サマミッシュ高校(借用校)との友好関係、協力体制の維持。
以上、シアトル日本商工会教育部会としましては、上記2点を重点項目に据えるとともに、運営母体としての責任を念頭に、明るいシアトル日本語補習学校運営維持の為に、誠心誠意活動を支援してまいります。皆様のご支援ご協力を併せてお願い申し上げる次第です。
以 上
交流部会
部会長 川添 眞一郎 Mitsubishi International Corp
日米両国の外交、経済、文化各分野におけるこれまでの先達の皆様の地道な関係構築を経て、今日の米国北西部における確固たる日本のプレゼンスを背景としてシアトル日本商工会会員も日々ご活躍のことと思います。この基盤をさらに固めかつ将来につなげて行く為に、2013年度交流部会は、〔地域社会への貢献および地域の諸団体との交流を通して、日米の友好関係を継続、促進すること、またシアトル日本商工会の存在意義を内外で理解して頂けるような広報活動を行う〕という方針の下で、以下の活動を進めていく方針です。
1. 地域への日本商工会としての貢献と商工会のプレゼンスを示す為の活動
・ 日米交流、地域貢献、在米日系文化の維持とさらなる普及に資する企画への参加、寄付
(イーストサイド秋祭りにおける蚤の市企画開催、ワシントン州高校生日本語弁論・寸劇
コンテスト参加、Day of Caringなど地域ボランティア活動参加 など)
・ 地域諸団体との交流促進イベント
(サマーソーシャル企画開催、ビジネスラウンドテーブル企画開催 -ワシントン州日米
協会との共催イベント など)
2. シアトル日本商工会としての広報活動
・ 商工会ホームページの維持管理やより効果的広報手段の検討、実施
・ 商工会ファンドレイジングの為の商品企画やイベント企画、実施
2012年度交流部会活動の総括でも課題として挙げられている、桜祭りへの参加形態、商工会ファンドレイジング企画のあり方については、2013年度部会理事会で早速取り上げ、早期に結論を出していく方針です。
秋祭りにおける蚤の市は、シアトル日本語補習学校への寄付というファンドレイジングの重要な役割を担っており、これを是非成功させる為の周到な準備とともに、会員皆様からの商品提供やボランティアとしてのイベントでのご協力も不可欠になりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
以 上
経済・文化部会
部会長 永屋 竜馬 Toray Composites (America), Inc.
米国で生活していて感じることは、日本では受け身にしていてもある程度入ってくる生活に必要な情報も、当地では自分から積極的に取らないといけない、ということです。会員の皆様並びにそのご家族が安全・快適にお過ごし頂くためにも、お互いが気軽に情報を交換し相互扶助できるような「場」が必要だと思います。
経済文化部会は、会員相互の親睦と交流を目的として活動を行っておりますので、当部会の役割期待がまさにそこにあると感じています。
2012年度は活動報告にもあります通り、5回のセミナーと新年会を含む3回のイベントを開催し、会員の皆様の多大なるご支援並びに積極的なご参加によりいずれも成功裏に終了いたしました。
2013年度も、昨年度の基本方針である「会員相互の親睦・交流・ネットワーク作りの促進」を継続し、皆様にご満足頂けるような質の高いイベントを引き続き企画して参りたいと思います。
1. 商工会の恒例行事 (マリナーズ観戦、総領事杯ゴルフ大会、新年会)
2. 各界専門家の方をお招きして、安全・快適に暮らせるためにすぐに役立つセミナーや
国際社会の動きを知るためのカルチャーセミナーの開催
3. 会員相互のネットワーク作りを促進するイベントや「場」のご提供
イベント内容の決定にあたりましては、多くの皆様にご参加頂けるよう、皆様のご意見を積極的に反映していきたいと存じますので、ご提案等ございましたら当部会に是非ご連絡頂きたく宜しくお願い申し上げます。
以 上
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