教育部会報告 2012年1月
1月
1日
教員派遣事業 帰国報告会について
教育部会 渉外担当理事
大庭 実 Sojitz Corporation of America
12月13日(火)、日本への米国教員派遣事業の帰国報告会が開催されました。 総勢40名の参加をいただきましたが、在シアトル総領事館 太田総領事による総領事、商工会名誉会長、補習校名誉校長の一人3役の愉快なご挨拶で始まり、和やかな雰囲気の中での報告会となりました。
教員派遣事業は、日米の教育関係者の交流を図り、米国現地校教員の日本についての理解を深めると共に、補習校の校舎借用を円滑に進めることを目的に、商工会の恒例年次事業として23年の歴史があるものですが、今年は、特に3月大震災以降の原発問題の継続、またサマミッシュ校の建て替えが迫っているなどの特殊な事情もあり、米国側のご意向も勘案しながら、最終的に、11月5日から13日の日程で、サマミッシュ校の教員3名を、関西地区に絞り派遣することになりました。
訪問校として、11月7日/8日は兵庫県神戸市立葺合高校、9日は八尾市立永畑小学校、10日は八尾市教育委員会/龍華中学校に受け入れていただき、授業や部活の参観、生徒たちとの交歓など、盛りだくさんの行事となりました。
報告会では、派遣教員3名が一緒に前に出て、次々にマイクを引き継ぎながら、写真と動画を使い、日本での経験、感激や驚きを生き生きと報告していただきました。 特に、3名のうち、ミッシェル先生は、子供の時に12年間日本で過ごした経験があり、数十年ぶりに日本を訪れる機会となった由で、日本の良き文化伝統が、変わることなく守られていることに感慨もひとしおだったようです。 また、報告会では、サマミッシュ校のドゥエンワルド校長から謝意、また今までに派遣された現/元教員の方3名からも、日本での貴重な経験が教師活動に生かされてきたとのスピーチを頂きました。
尚、教員派遣事業は、前述の通り商工会として推進してまいりましたが、事業の実態を考慮し、来年以降は、商工会の支援の下で、補習校の事業として継続する方向になりましたので、併せご報告いたします。今後とも、会員各位の絶大なるご理解とご支援を、よろしくお願い致します。
補習校 中本事務総長
太田総領事の祝辞
派遣教師 左から ミッシェル先生、マッケンジー先生、ジョーイ先生
会場内視聴者 1
会場内視聴者2
補習校 石黒校長先生
報告会後の食事・歓談
補習校先生
サマミッシュ高校 Tom Duenwald 校長先生
魚田教育部会長
男子 | 女子 | 合計 | |
---|---|---|---|
幼稚園部 | 21 | 37 | 58 |
小学部 | 207 | 226 | 433 |
中学部 | 53 | 53 | 106 |
高等部 | 15 | 20 | 35 |
合計 | 296 | 336 | 632 |