教育部会報告 2011年11月
11月
1日
中高スポーツ大会
教育部会理事 田中勝也 Sumitomo Metal Mining America Inc.
10月8日土曜日にサマミッシュ校の体育館で中高部のバレーボール大会が開催されました。各クラスが2チームに分けられ中等部14チーム、高等部5チーム、それに教員2チーム、保護者2チーム、日本領事館の鶴見教育担当領事や我々日本商工会の学校運営委員からなる来賓チームの23チームが参加。これだけのチーム数、人数が“全員参加”でバレーの試合が行われたのですから、準備していただいた教員の皆様は大変だったと思います。まずはご苦労様した。限られた時間の中で“全員参加”でできるだけ多くのチームと試合が出来るように15点先取あるいは10分経過後に得点の多いほうのチームを勝者とするとルールが工夫されており、2つのコートを利用して、めまぐるしく試合が行われました。逆に展開が速くプレーしている間も、生徒さんたちの2試合を観戦している間も目線と顔の方向転換が忙しく、わずか1日足らずの時間の中で非常に充実した大会になったというのが全体の印象でした。
私は6月末に赴任してきて前任者からの引継ぎで学校運営委員をさせていただいていますが、記憶が正しければバレーボールは高校のとき以来、30年ぶりくらいで、ちょうど1週間前の土曜日に同じ体育館で保護者チームに混じって練習させていただきましたが、日頃どころかこの30年来の運動不足が祟って、2,3日は掴まり立ちしないと立ち上げれないくらいにひどい筋肉痛に悩まされました。試合当日には1勝しかできませんでしたが、生徒さんに便乗して楽しいひと時を過ごさせていただきました。来賓の中では始球式の練習でははらはらさせられた鶴見領事が、本番には見事に決められ、試合では“意外”と運動神経抜群のところを見せておられたのが印象に残っています。
私のように30代に突入してから海外赴任が始まった“カタカナ英語”の日本のオジサンからすると、若いときからNativeに混じって英語教育を受けられている生徒さんを羨ましく見ています。生徒さんたちからすると日本語と英語で勉強をしないといけないので大変だと言われそうですが、社会に出てからバイリンガルで活躍できるのに加えて、卒業してから何年たっても、同窓の仲間は現地校と日本語補習校のダブルです。そういう一生涯の絆つくりにこのようなバレーボール大会、スピリッツコンテストが一役も二役も買っていると思うと生徒さんたちの大変貴重な人生のドラマの1場面にエキストラながら出演させていただき、大変うれしく思いました。
男子 | 女子 | 合計 | |
---|---|---|---|
幼稚園部 | 21 | 37 | 58 |
小学部 | 207 | 227 | 434 |
中学部 | 55 | 51 | 106 |
高等部 | 16 | 20 | 36 |
合計 | 299 | 335 | 634 |