交流部会 2009年1月
1月
1日
交流部会長 森哲雄 Mitsubishi International Corporation
12月の月次の部会は、諸般の事情で通常のミーティングは開きませんでしたが、岩村会長のご好意で、都合のつく方だけでしたが、昼食会をして歓談することができました。今年の活動を振り返ってみると、行事への参加者、手伝ってくれたボランティアの皆様への感謝なくして交流部会の活動を語るわけにはいきません。本当にありがとうございました。また昨年2007年度から、交流部会に加わっていただいた女性理事の皆様が、創意工夫をし積極的にT-シャツの販売、蚤の市の準備や宣伝、ボランティアーの皆様を口コミでリクルートして来てくれる等、この交流部会の本当の戦力になっていただきました。
昨年の交流部会長でもある岩村会長の“ボランティアーの仕事はたのしみながらやるべきである”との言葉に励まされつつ、今年は蚤の市も単なるファンドレイジングではなく、日本文化の紹介を兼ねていくべきだという方向性の下、まさに出産子育てと忙しい中を繰り合わせて、ほがらかに会の活動に参加していただきました。誠に、深く感謝いたします。
このシアトルの地域で、会員の皆さんが個々に様々な形で日常に仕事をしたり、地元の学校に子供を通わせたり、生活をしていく中で、当然のことながら地元の人達と接して、文化習慣の違いにショックを受けたり、こちらの意思がなかなか通じかったり、理解してもらえないなど、驚きと困難を感じている人もいるのではないでしょうか。
JBAの会員会社は、日本人が数人だったり少数しかいなかったりというところが大部分だと思います。 ひとつひとつの会員は小規模で、個別に文化交流活動を企画したり実行したりすることはなかなか難しいことでしょう。 しかし、JBAで集まれば皆で力を合わせて何か形のある物ができるようになります。いわゆる、草の根のレベルの日米文化交流を企画したり支援したり、我々の日常のレベルで接触する地元の人々が日本を理解して受け入れてくれる素地を作る、その一助になれば、この交流部会の活動も意義があるのではないか思います。未だ我々の活動はささやかなものですが、今後この芽が少しでも育っていって欲しいと思います。1年間ありがとうございました。