さあ、聴こえてきました 春の音は爽やかに乾き ふわふわと 吹きながら草花を揺らし 私に沁みてきます きらきらした 美しさを感じながら とことこと 進む先にはこれからが 広がって思えるのですから この幸せを もっともっとと 心が弾んでしまいます 聴こえてきます 聴こうとすればするほどに 春は聴こえてきます
何年も学校で英語を勉強してきたはずなのに ちっとも英語で喋ることができない 海外ではなんとか単語を並べて 意思疎通を頑張ってみるが 不思議な顔をされるか 困った顔をされることが多い バスに乗ると運転手に Where are you going? と、言われたれたので 目的地の停留所を言ってみた No! そこには停まらないということなのか すみませんちょっと待ってください なんて英語で言えずパニックになっている Where are you going? おいおい、なんだか怒られているぞ 慌ててPadを開き調べていると Where are you going? 怖い顔して言ってきた お客の私がなんだか怒られている 早く出発したいんだろうが…… そして、つい出た言葉が Super store! それはどこだろうと思ったけど Padで調べ目に入った停留所を言ってみた 運転手は何も言わずにギアに手をかけた ほっとする私だったが沸々と怒りが湧き 悔しい気持ちでバスに揺られた そして、日本に帰り 時間があれば英語の勉強に励んでいる Where are you going? I can go anywhere!
寂しさと希望の色をもつ 泳ぐよ飛ぶよ 一つひとつのハートが 進んで行こう と、曇天の空から導く風に 僕らは吹かれながら 涙を流しているけど その意味を探ってはいけない 雫の道のりを素直に…… どんな時でも 僕らの前で咲いている 僕らの後ろで咲いている 僕らは進んで行く
いっせいのせ 声を合わせたように 僕らを驚かせ咲き始めた 春の祭りは空で ぱぱん、ぱぱん と音が聞こえるようだ 手を伸ばせば なんだか踊りたくなって よい、よい、よいよ よい、よい、よいよ 花見だ、酒だ よよいののよい
書きたいのか 書かなきゃいけないのか これが仕事なら苦痛なこと 趣味に少し気合が入ったくらいが 丁度いいのだろう 今の距離間を大事にしよう 心が身体が潰れてしまわぬよう 嫌いにならないよう 自分に染み込ませる言葉を 繋ぎ合わせて行くよ 気が付けば書いているような そんな時間を楽しみつつ
今日の夢を飲み込んだら なんだか空は灰色で悲しそうです 今にも泣いてしまいそうな 痛くなる冷たい風を いつまで感じていればいいのかな、と 自分の声が吹いています 帰る場所を知らずに歩いたら ネコジャラシが揺れて笑っています 腹を抱えて楽しそうに 今日の夢を飲み込んだら 白紙の明日になってしまうよ、と 足のある家は逃げて行きます
実際に 空へ話しかけたことはなかった いつも詩作の中では 空との会話を創り出しただけ 聞いてくれないと決めつけ 信じていなかったんだ 勝手に創り出した僕の空は空でなかった 僕は想像を軽んじていたのさ 現実に繋がらない想像などないのに 空くん 初めて話しかけてみたんだけど 今は何を伝えてみればいいのかわからないけど 君は青いね…… 実際に 話しかけてみたら空が僕が想像が みんな寄り添って来たんだ 声を出してみることは大事なんだね
遅いわ 私の世界は 天気に苛められる お日様の下で 手を振り歩きたい時 雨が降り 屋根の下で 雨音にしんみりしたい時 疲れるお日様 私の気持ちとリンクしない 晴れのち曇り雨 でも 貴方が居れば すべていい天気に…… 私の世界は 貴方に左右される 早く来て