ゆっくりと毛糸を持ち上げてみましょう。
氷に毛糸がくっついて、つり上げることができます。
2年生の理科の授業で、氷を使った実験を行いました。
まずは“氷つり”。用意するのはお皿にのせた氷、食塩、そして毛糸。
毛糸を氷の上にのせるように置いて、塩をふってしばらく待ちます。すると毛糸が氷にくっつき、持ち上げることができるました。
次に氷の温度を測ってみました。
ビーカーいっぱいの氷に棒温度計をさし、温度がどんどん下がっていく様子をじっと目で追いました。棒温度計を見るのが初めてだった生徒がほとんどで、みんな興味津々のようでした。
ここでも氷に塩をかけると、温度はさらに下がり、ビーカーの外側の水滴まで凍り始めました。「こおってる 〜!」と驚いた声も。
氷に塩をかけるとどうして温度が下がるのか、その原理までは難しくてまだよく理解できないと しても、身近なものを使った実験で、驚きや面白さ、疑問などを各自が発見してくれたようでした。