新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
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現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。
【始動-まとめ②】
2019年度ヨーロピアンル・マンシリーズの参戦記録をまとめてみた。
Y氏自身のスケジュールや、具体的に2020年のLMP2参戦に向けたチーム参戦計画によりドライバーが必ずしも一致しないことが見て取れる。
先の動画でも挙げたが、モンツァでのクラッシュはLMP3クラスとは言え相当な衝撃だったに違いない。また、その影響はドライバーへの負担になるだけでなく、車輛の修復や次戦への段取りなど多岐に及んでしまうから、古今東西レースの世界では車を壊すと掛かる金額以上に大きなしっぺ返しが来ることがままある。
このシーズンのELMSでY氏を含めたチームがどのような総括を語るのかは当人達でないと分からないが、それでもきっちりとシリーズを戦い抜いたことは素晴らしい戦績に値する。
とにかく、目標はLMP3クラスでチャンピオン争いをすることではなく(そうなれば理想的ではあるのだが)あくまでもステップアップの礎としての通過点に過ぎないことは改めて認識しておかなくてはならないだろう。
そして、アジアンル・マンシリーズが2018-2019という年跨ぎの変則的なスケジュールであるため、アジアンル・マンシリーズ終了後に、すぐ2019ヨーロピアンル・マンシリーズへと矢継ぎ早に参戦していることに注目して欲しい。
(つづく)
2月
5日,
2023年
ル・マン24時間レース 回顧録⑬
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