ストーリー Story いつも通り夜回りをしていた、清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人は、閉店した店を見つけ、商店街の活気がなくなっていくことにしんみりとする。夜回りを終え、重雄の家でもある居酒屋「酔いどれ鯨」に行くと、「ブックスいわき」の店主・始(阿部丈二)に佐伯(葛山信吾)が熱心に語りかけていた。始の高校時代の同級生で、現在は芸能プロデューサーになった佐伯は、商店街の活性化のために、ご当地アイドルを誕生させるべきだというのだ。佐伯の案に始は戸惑っていたが、清一たちも加わるうちに話が盛り上がり、メンバーのオーディションをすることに決まる。 オーディション会場には、100名ほどの応募者が集まった。その場に早苗(三根梓)がやってくる。清一の孫・祐希(大野拓朗)は早苗もオーディションを受けに来たのかとあわてるが、早苗は父の則夫に頼まれたものを持ってきただけだった。早苗を見て気に入った佐伯は、残念がる。そこへかつて貴子が働いていた精肉店のチーフリーダーである克江(木野花)が娘の真奈美(桃瀬美咲)を連れて現れる。母親が働く商店街を応援したいという強い思いを持つ真奈美は、見事オーディションに合格する。 公募で名前も「みどりガールズ」に決まり、デビューイベントに向けて早速レッスンを開始する。そこに、派手な身なりで横柄な態度の男・丸山(西岡德馬)が現れる。佐伯の会社の社長・丸山は、グループのメンバーたちへ過度なスキンシップをとり、遅い時間にも関わらずメンバーを食事に連れて行ってしまう。その様子を清一たちは心配そうに見ていた。 いよいよ、みどりガールズはデビューの日を迎えた。イベントは大盛況となったが、その裏で丸山と佐伯は怪しげな会話をしていて… 丸山役 西岡德馬 佐伯巽役 葛山信吾 信元克江役 木野花 信元真奈美役 桃瀬美咲 © TV TOKYO Corporation