京浜東北線の回送電車が横転 蒲田ー鶴見間見合わせ
2月
23日
23日午前1時11分ごろ、JR川崎駅付近で、走行中の京浜東北線の上り回送電車(10両)が工事用車両と衝突。先頭から2両が脱線し、1両目は横転、2両目も傾いた。JR東日本などによると、電車に乗客は乗っていなかったが、運転士(25)と車掌(34)の男性2人が軽いけがをした。
川崎市消防によると、先頭車両に乗っていた2人は一時、車両内に閉じ込められたが、消防隊員が窓を割って救出。川崎署によると、回送電車が通過したと工事用車両が勘違いし、線路に入ったところ、川崎駅を発車した直後の電車と衝突したという。
現場近くのマンションに住む会社員男性(57)は「テレビでオリンピックを見ていたら、キーという急ブレーキのような音がした後、グシャという聞いたことがない音がした。ベランダに出たところ、車両から白煙が出ていた。その後、家族が帰ってきて、電車が脱線したと聞いて驚いた」と話した。
情報提供:朝日新聞