健康食品は医薬品ではない!
3月
12日
1978年、今から46年前、20年勤めた会社を駐在中のアメリカで退職し健康食品会社を起業しました。その翌年、日本の週刊誌「文春」の新年号に「現地で除隊した駐在員」と言うタイトルでグラビアで紹介されました。私の他3人は、日本のテレビ局の国際報道キャスターとして活躍した内田忠男さん、アメリカで初めてドジャース球場に三菱の大きなテレビを導入に成功したMさんと旅行会社の駐在員から蕎麦店を開店した森さんでした。
その当時、日本ではサラリーマンが起業するのは珍しい時代であったから注目されたのだと思います。
起業はしたものの、前途は不安だらけでした。会社を辞めた原因は、自分が進言したアメリカ市場拡販プロジェクトが計画通りに進まずその責任をとった為でした。
アメリカの健康食品業界は、日本より30年ほど早く起きていますが、その時は、まだ一般的でなくヒッピー族が主流の業界でした。従って、健康食品の普及は必要性を理解してもらうこと自体が難しかったです。「自分の健康に不安を持っている人、病気で医者に厄介になっている人が一向に病状は改善しないばかりか薬の副作用に悩まされている人たちが健康食品に関心を持っていました。
私は、健康食品が医薬品の代替品になることに疑問を抱きました。健康食品はたしかに、病気に対して効果をあらわすことはあるかもしれませんが医薬品ではないのです。
あくまでも、食事、運動、睡眠を基本として生活習慣を見直してほしいと思います。